おはようございます。
もう金曜日…一週間があっという間です。
三連休は日本海側の大雪がまだ警戒中とのこと。このお休みに旅行予定の人も居たでしょう。
なにごともなく寒波が去って欲しいところですね。
さて今日のテーマも昨日に引き続き
いざこの人と結婚するのか⁉という時に、確認して欲しい最重要項目について です。
今までもここのコラムで
この人と結婚して良い?と迷った時に確認すべきこと 前編 / 後編
結婚前に役立った、結婚で幸せになるための12コのアドバイス 前編 / 後編
というようなことを書いてきました。
今までは、「この人で良いのか?」と迷った時に確認して欲しいこと、という内容でしたが、
今回は、いざ目の前の人と結婚するかどうか⁉という時に、最終ジャッジをする際に確認しておいて欲しい、いわば結婚生活における重要なポイントをあげています。
10数年前に、「今月末は友人の結婚式だ✨」と洋服を買いに行こうとしていた時、その友人から連絡が入り、「結婚式は中止!!結婚しないことにした!!」と言われ、愕然としたことがあります。
なんでも、結婚式準備で様々な揉め事があり、最終的に双方の親が「そんな結婚はやめなさい!」と言い出し、双方が婚約解消を申し出て合意し、急遽キャンセルとなったそうです。
その友人は数年後に結婚をして子どもも授かり、今はとても幸せそうです。
が、その当時の話になると苦笑いをしながら、
「そんなこともあったねぇ。もっと早く気付けば良かったけど、あの当時は若かったからね。自分の気持ちに蓋をして、見ないようにしてたところばっかだったよ…」と話しています。
その友人含め、たくさんの経験をしている人たちから、たくさんのアドバイスをもらい、すっかり私は結婚が遅くなったわけですが。
そのアドバイスを素直に実践してみたら、今の私の幸せな結婚生活が出来上がっていますので、本当にアドバイスは聞いた方が良いなぁと、この歳になっても思います。
ということで今日も、その結婚、ちょっと待ったぁぁぁぁ!とならないように、事前に確認しておくべき最重要項目を12コお伝えしたいと思います。

相手のことを全部知っている?確認すべき事項12コ
はじめに言っておきますが、知っているからOK、知らないとNGという意味ではありません。
また、それに対する回答によって相手をジャッジする目的でもありません。
結婚相手の 過去 ⇔ 現在 ⇔ 未来 をきちんと共有し、人生のパートナーとして共に歩めるかという時に必要な項目だということです。
さぁ、いきましょう。
1.過去の婚姻歴
2.子どもの有無
3.過去の病歴
4.過去の犯罪歴
5.扶養義務の有無
6.人生設計
7.借金の有無、また収入と貯蓄額
8.性欲、性癖
9.転職の可能性
10.転勤の可能性
11.両親と同居の可能性
12.介護の必要有無
これが12個の確認事項です。
「知っている」
「知らない、または聞いていない」
「聞いたけど教えてくれない」
「知らなくて良い」
など回答は様々かと思います。
最初にお伝えしましたが、知っているからOKということでもないですし、これによって相手の良し悪しや相性を判断するものでもなく、この項目は今後の結婚生活における様々な判断の際に影響してくるものだということです。
ちなみに
1から4は相手の過去を、
5から8は相手の現在を、
9から12は相手の未来を確認するものです。
現在は、過去から影響を受けていますし、未来に対する準備でもあります。
未来は、相手の目標や価値観を反映したり、過去からの責任でもあります。
過去は、相手の軌跡そのものです。
人生を共に歩む予定のパートナーのことを知る、という目的。
知らないことは自分ごとにならないので、いざ結婚生活が始まった時に、自分たちの問題として乗り越えられるか、という準備になります。
ではここから、後半6コを解説していきますね。
7.借金の有無、また収入と貯蓄額
これは、結婚をするにあたり、とても重要な要素です。
でも、決して間違えて欲しくないのが
相手がいくら稼いでいるか、という稼ぐ力を確認するためではなく
【婚活】結婚前に役立った、結婚で幸せになるための12コのアドバイス(前編)
にも書きましたが、
「選ぶべきは、年収や貯蓄額ではなく、働くことが好きで、安心してお金の話が出来る人」かどうか、すなわち、生活における重要なポイントをきちんと共有し合える人か、を確認するためです。
そして、お金に明るい人は、お金に好かれていますので、使った分は入ってきたり、また仕事をすること自体が好きなので、一時的に収入が少なくても、一生困窮することは可能性として低いです。
逆に、娯楽や一時的な感情で借金と返済を繰り返す人は、お金にだらしがなく、安定もしづらいです。
相手の仕事や金銭に対する価値観と、自分のそれを確認することは、今後の結婚生活を考える上でとても重要なポイントとなりますので、是非今のうちに考えてみてください。
8.性欲、性癖
これは、夫婦の不仲の原因TOP3に入る問題でもあります。
一言で言えば「セックスレス」になりますが、これに行きつくまでには様々なすれ違いが生じており、元をたどると性欲、または性癖に対する双方のズレが原因であることが多いです。
そして、根底には、
回数や内容に対する欲求
ホルモンの影響
ライフイベントの変化に伴うタイミングのズレ
出産・育児期の感情
など、多くの要素が絡んできます。
結婚前は定期的にしていた夫婦が、妊娠を機にしなくなった。そのまま妻はレスでも良いと思っていたが、夫は欲求を抑えられず、それが原因で不倫が始まった。
子どもを出産してから、夫の自分勝手さに嫌気がさし、怒りの感情を溜めこむことが増えて、夫を受け容れられなくなった。
妻とはいろんなプレイが出来ないので、外でその欲求を叶えるしかなかった。
など、この件に関するエピソードやネタは日本中に転がっていますので、たいていの夫婦に一度は訪れるズレの要素です。
事前にお互いの性欲や性癖を確認しておくことも、大事な婚前準備の一つだと思いますよ。
9.転職の可能性
これを聞いても、「今は分からないよ」と言われるかもしれません。
でも、相手がもし将来、転職をしたいと言った時に、寝耳に水だったら、あなたは相手の挑戦を応援してあげられるのか?ということを今のうちに想定するために、聞いておく項目の1つです。
つまり、相手の変化を受け容れられるかということ。
【婚活】結婚前に役立った、結婚で幸せになるための12コのアドバイス(前編)
にも書きましたが、
「その人の「今」を見るのではなく、変わらない本質を見て、未来を信じられるかどうか」を判断するために、本質は何なのか、そしてそれをとりまく周辺の項目、例えば仕事や住居の変化を受け容れられるのか、を確認します。
何を得意としていて、何をやりたいからその仕事を選んでいるのか。
周囲の人との信頼関係を構築できているのか。
もし仕事を変えなくてはいけない状況に陥っても、次を探したり、紹介してくれそうな人はいるのか。
相手の本質を知り、だからこの仕事や会社を選んでいるのだな、と思えるようになると、相手の今ではなく未来に対する信頼感に繋がります。
未来に対する信頼感が持てるということは、本質を信じている証拠。であれば、転職も応援できる、となります。
こんな風に、自分の相手に対する気持ちを探る意味でも、是非やってみて欲しい確認の1つです。
10.転勤の可能性
これも、上記9と同じような内容ですが、さらに多くのライフイベント変更が伴う為、これもセットで必要な確認です。
私の友人に、親が転勤族で、高校入学までに5~6回は転校した人がいます。
だからか、誰とでも分け隔てなく付き合えて、とてもソフトな性格をしています。
彼女が結婚をした相手もまた転勤が多い仕事をしているので、結婚後3~4か所は転勤をしていて、そのたびに夫についていき、子ども達にも転校をさせています。
彼女は、親が転勤族だったから、自分も転勤を受け容れる、という選択をしています。
それを見るたび、「私には出来ない選択だなぁ」といつも感じるのです。
私は転校をしたことが無く、苦手意識もあります。
ですので、もし転勤の可能性がある人と結婚をするとなると、ついていくか躊躇するかもしれません。
というように、どっちが良い悪いとか合う合わないという判断ではなく、自分の人生設計と相手の人生設計を合わせるという目的で、転職や転勤の可能性も視野に入れて様々な話をしておくということをアドバイスとして入れておきます。
11.両親と同居の可能性
最後の2つは、結婚とは自分達だけの問題ではなく、負うものが増えるという要素もある、という観点から、事前に確認しておくべき項目です。
人によってニーズ(要望)は様々です。
実家に部屋が余っているから、家賃を浮かせるために、同居をしよう!ということだってあるし、親とは不仲だから同居はあり得ないという人も居ます。
せっかく新婚なのだから親と一緒には住みたくない!という人と、高齢の親を一人に出来ないから結婚して数年以内には同居したいという人が、何も話し合いをせずに結婚をしたら、その先どんな衝突が起きるかは一目瞭然です。
ですので、双方のニーズを確認しておくために、具体的に、揉めそうな案件を例に出して、話し合っておく。
ということをやっておいてください。
12.介護の必要有無
これも同じですが、もっと踏み込んだ確認です。
11の同居、以上に揉める可能性の高い問題ですし、もし揉めた場合はどちらかに犠牲や我慢が付きまとうものなので、この点についても明確に話し合っておくことをおススメします。
とは言え、「親が動けなくなった時のことなんて考えたくない」という人間の感情もありますので、深く突っ込みすぎることを避けて、サラッと話すのみにしておきましょう。
これから結婚する!って時に、親の介護問題で破談になっちゃった…なんて事態だけは避けたいですからね。
とにかくこれから結婚をする人には、万全の状態で臨んでいただきたい、私の想いはそれだけです。
最後に
結婚だけがすべてじゃない。
結婚=幸せでもない。
そうは思っていても、やっぱり結婚がしたいし、幸せな結婚に憧れるという欲求はとても理解できます。
そのためにも、是非先人たちの統計をうまく活用して、良い結婚、幸せな結婚の方向に進んでいただきたいものです。
では今日はこの辺で。
今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。
武嶋 愛
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