おはようございます。
昨日は、マオリンクというアイススケート場に行ってきました。
浅田真央ちゃんがプロデュースした本格的なスケート場で、立川市に昨年秋にオープンした、まだピッカピカのスケートリンクです。
小さい頃に2年だけ習っていたのもあり、いざ氷の上に立ってみたら数分で昔の感覚を取り戻せました。
転ぶのが怖いので、スピードは出さないようにしつつ、初めてやる娘に教えたりして、とっても充実した時間を過ごせました。

スケートって、滑っている間は無我夢中で、他のことを考えている余裕が無いので、「今に集中する」という意味で瞑想の時間にもなるのです。
意識が分散しがちな人には、目新しい方法ですが「スケートを滑って意識を今に戻す」という訓練がとても効果的だと思いました!!
さて、明日からまた、とある企業様の人財育成を担当させていただきます。
ビジネスパーソンは、
今の活動が成果を出さないことに対する焦り
と
未来の自分に対する漠然とした不安
を抱えています。
私も企業に属して、予算を背負っていた時には同じだったので、よ~く気持ちが分かります。
人財育成においては、「この会社で働けることに喜びを感じている」状態を研修のゴールとしています。
元々は何かやりたくて、この会社に入ったのに、日を追うごとにその目的を忘れ、今はこの会社に居続ける意味が分からなくなってしまった、という人が結構います。
それは、その環境にいることに慣れて、自信や喜びを感じる感度が薄れてきてしまっているから。
だから私は、客観的な視点と、ビジネスに必要なロジカルとパッションを伝え、もう一度「この会社で働けることに喜びを感じている」状態に戻すことを自分の使命としています。
人は、自信や喜びにあふれていると、明日への活力になりますからね。
同じように、人は日常生活の中で、自分という人間がどんな性質で、何がしたくて、今何故生きているのかを忘れたりします。
今の自分に必要なことってなんだろう・・・
自分の運命って一体なんだろう・・・
こんな漠然とした不安や悩みを持っている人も少なくないと思います。
例えば
婚活している人は、なんで結婚する必要があるのだろう?とか
不仲なのに結婚生活を続けている人は、なんでこの人と一緒にいなくちゃいけないんだろう?とか
嫌いな同僚に苦しんでいる人は、なんでこの会社で働き続けなくちゃいけないんだろう?とか
変えたいのに、変えられない現状にもがき苦しんでいる人もいると思います。
そんな人に、今日は自分の生きる意味を思い出してほしくて、書いています。
別に、結婚しなくてもいいんです。
離婚したって、転職したって、いいんです。
自分の人生は自由ですからね。
そして、一度きりですから。
でも、行動を起こせない自分の根底に、行動できない、なんとなく自信が無いという気持ちがある人には、気持ちの中である変化がたくさん起こっているのです。
そして、その変化は、外的要因がきっかけではあっても、自分の中で勝手に作り出してしまっています。
今日は、そんなお話です。
外的要因がきっかけで、自分で作り出している、ある思い込み
例えば恋愛において、交際してすぐフラれてしまった人が、次の相手もなんとなくよそよそしい態度を取っているのをみて「あ、フラれるんだ」と思い込み、会っていても楽しもうとせず、結果的に「何を考えているのか分からないから」とフラれた時、「自分は異性にはモテない」と自信をなくし、恋愛からあえて遠ざかろうとする、といったようなことがあったとします。
この例、他人の話(客観的)なら、例えば
あの人はあなたのこと、好きだと思うから、もっと距離を縮めてみてはどう?
もう2人もお付き合いできているのだから、モテないってことはないんじゃない?
といった具合に、起きている事実だけから見ても、違う結果を求めてアドバイスができるはずです。
でも、自分の話(主観的)になってしまうと、人間というのは頭の中でグルグルと考え、事実と事実の間に自分の感情や思い込みを挟み、冷静な判断が出来ない状態を作り上げてしまいます。
一つの事象があった後、次の行動でも似たようなことが起きると、それを学習し、「自分には出来ない」という思い込みとして自信喪失の土台を作ってしまい、それが冷静な判断をさせないようにしてしまっている、ということです。
人間の脳は、諸説ありますが、24時間ずっと稼働し続けていて、1日約50,000回の情報処理をすると聞いたことがあります。
50,000回のうち80%は昨日と同じことを考えるそうです。つまり40,000回は昨日と同じことを考えている。
また、40,000回のうち80%はネガティブなこと。つまり32,000回が「昨日と同じネガティブなこと」を考える。
残りの18,000回は新しいことやポジティブなことやその他のことを考えるそうです。

ですので、色々と考えているうちに、過去のたった一つのネガティブな要素だけに注目して、それを膨らまし、まるで自分の疑似体験のように作られ、それが次の行動への自信喪失につながっている、ということなのです。
それ、ただの思い込み!!何もまだ体験してないですよ!!
本当であれば、新しくてポジティブな領域を増やし、昨日と同じネガティブな領域を減らしてあげれば良いのですが、自分だけで考えていても簡単ではない。
だから、ビジネスパーソンには研修とか、婚活者には私たちのような伴走できる仲人が必要だったりします。
考えたくなくてもつい自分のネガティブなことばかりに目を向けてしまう、あの時の辛い経験が蘇ってきてしまう、という人のために、私が居る、と思ってもらってOKです。
将来に対する不安の根底にあるもの
過去のことが自分を縛り、身動きが取れなくなってしまっているのと同様に、未来や将来に対する不安があると、これもまた行動を制限し、現状維持を無意識に選択してしまいがちです。
健康面、経済面、天災など、仕事についてなど、まだ見ぬ未来を、不安や心配で埋め尽くしてしまう人の根底には
変わりたくないという心理が働いています。
今は若いから元気に動けているけど、年を取って動けなくなったらどうしよう
今ある貯金が減っていって生活が苦しくなったらどうしよう
地震や台風で住んでいるエリアが大打撃を受けたらどうしよう
仕事で評価を受けず、やりたいことが存分にできなくなったらどうしよう
こういった今に対する固執と、未来のギャップ(差)をネガティブに捉え、不安感が押し寄せます。
今より悪くなるかもしれない、変わりたくないという心理が「今を〇、未来を△」と変換してしまい、結局ネガティブなギャップになってしまうのです。
ですので、「今を〇、未来は◎」というように、今に対して固執してもOKだけど、未来はもっと良いかもしれないと考えることができる思考のクセを身につけられると、思い込みが外れやすいです。
未来は◎だろう、と考えられるようになると、何をやっても楽しめるし、うまくいきやすくなりますよ!
分からない、答えられないともがく時にやって欲しいこと
あの時の辛くて悲しい思い出から抜け出せず、次の恋愛でも同じことを繰り返してしまう。
また新しい恋愛や、結婚に積極的になれない。
不仲が続いてるけど、この人とずっと一緒にいるべきか。
仕事でストレスが溜まっているけど、この仕事を続けてて良いのか。
自分の今に対する不安や、未来に対する焦りを感じている時には、是非やってもらいたいことが4つあります。
それは
1. 自分を認める・褒める
2. 未来に向けた夢と希望を書きだす
3. 自信喪失の経験を認めて受け容れる
+
4. 武嶋と話をする
の4つです。
1. 自分を認める・褒める
最近、自分のことを褒めた経験ってありますか?
大人になると、結婚をすると、部下が出来ると、多くの人が否が応でも口うるさくなりますよね。
そして理想が高ければ高い人ほど、できていない箇所を指摘することが多くなりますよね。
つまり、大人になると、他人も自分も、認めたり褒めることを忘れがちになる人が多いです。
何故褒めることが必要か、というと、これが人間の行動の源(自尊心)だからです。
是非過去コラムを読んでくださいね。
ちなみに私は、人の強みや長所を見つけて伝える、つまり褒める達人です。
もしアナタが自分を褒めるポイントを見失っていたのなら、私にお任せください。
人の強みや長所は随所に見え隠れしていて、話をすればその見え隠れしたものがチラチラ見えてきます。これまでの私の様々な経験から、これが見えるのが比較的早いので、それをお伝えしていると、相手は自然に自分の長所を思い出し、自信を取り戻しているようです。

2. 未来に向けた夢と希望を書きだす
せっかく自分の人生を変えようとするときに、自信喪失や失望感をまとって行動しても、良い変化は一つも生まれません。
これからの未来は夢と希望に満ち溢れたものにする!と自分に近い、自分にとって何が夢で何が希望かを書きだすことで、その願望を引き寄せる準備をします。
そうはいっても自信がないから夢や希望を持てないんです…という人もいますが、これからの人生を歳を重ねれば重ねるほど実りがあって豊かになって楽しい!と思いたいから行動しようとしているわけです。そういう未来を作っていただくためには大事なステップです!!
何を見ようとするかで捉え方は変わってきますので、「未来を明るいものにするぞ!」と決めると、明るい未来しか見えなくなりますし、「未来はきっと辛いことの方が多いんだ…」と不安になると、暗い未来しか見えなくなります。
明るい未来を夢見るためのエネルギーをaisaitoがチャージしますので、一緒に楽しい人生を想像して、生きることを楽しみましょう。
3. 自信喪失の経験を認めて受け容れる
人間は、「見ちゃダメ」と言われたら見たくなる生き物です。
それと同じで、自信をなくした経験を無視したり、無かったことにしようとしても、反動で固執してしまい、その経験がもっともっと大きいものとして自分の脳の中を占めてしまいます。
ですので、あの時の経験はあの時の自分には必要なことだったんだ、という学びに変えて、さらに失敗も自分の糧となっていることを受け容れ、次に進む準備をします。
あの経験を紙に書きます。
その紙をびりびりに破きます。
丸めてくしゃくしゃにします。
ゴミ箱に捨てます。
はい、これで終わり!!
題して、びりびりクシャポイです。
あの時苦しんだ自分も、悲しくて泣いた自分も、すべて今に生きている。そして、そのもの自体が自分である。と思えるようになると、途端にあの時の記憶が自分の中で亡骸ではなく魂として保存できるはず。
ようやくこれで準備はある程度完了です。
最後に大事なポイントもひとつ。
4. 武嶋と話をする
どんな人に伴走してもらうか、研修だって婚活だって、人でほとんどが決まってきます。
ロジックはあっても、誰がどんな風に語るかで伝わり方は180度変わります。
人と人が話をする時は、良い所を引き出すのか、またはダメ出しをするのか、未来を明るく語るのか、それとも過去を叱咤するのか、など話し手が言葉をどう選び、どう伝えるかで結果が決まってくるからです。
私は、たくさんの失敗もし、成功もし、どうすればうまくいかず、どうすれば良かったかをたくさん経験してきました。
そしてそれを過去ALL善!(過去をすべてポジティブに受け容れる)にし、今の幸せな人生を築きました。
だから、それを出し惜しみすることなくお伝えし、もっともっと幸せな人を生み出していきます。
そして、結婚や婚活に限らず、仕事の相談も何でもOK。現に、今の会員様とは、仕事におけるマネジメント論なんかも共有したりしています。
aisaitoで出来ること
結婚をすれば幸せになれる!
適齢期なんだから結婚をすべき!
女性は子どもを生むべき!男性は仕事をすべき!
こういう古くて根強い固定観念を、私は持っていません。
むしろ、結婚をしても幸せは担保なんてされないし、結婚だけが人生の選択肢ではないなら女性のキャリア推進なんて矛盾しているのでは?とも思うし、仕事をしない男性の生き方も肯定していますので、世間にあるような「人生とはこう!」という決めつけを否定しています。
大事なのは、幸せに生きていくために何が必要なのか、を個々が問い続けて具現化すること。これだけ!
だから、aisaitoのやり方は、個別最適化をして、幸せな人生を作り上げるためのゆとりある時間を作ることをモットーにしています。
結婚相談所ではあるけれど、人生相談所でもある私達aisaitoです。
ということで今日はこの辺で。
長文をお読みいただきありがとうございました。
武嶋愛
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