【婚活】Merry X’mas!会員様が交際に入りました★婚活における「交際」を解説します

おはようございます。
そして、メリークリスマス!!
今朝は、娘の「ママ~パパ~!!サンタさん、来てたよぉぉ。起きて!!」というテンションが高い声で起こされました。

娘がずっと欲しがっていたクレーンゲームをサンタさんからいただき、朝から三人でゲームで楽しんでいたところに、12歳の甥っ子から、「新しい挑戦をすることに決めたから!応援してね!!」という所信表明が届き、これまた嬉しい気持ちになりました。

小学生が人生の目標を見つけ、新たな挑戦に向かって意気込んでいる姿は、なんて清々しいのでしょう。
私達大人も、その姿に刺激をもらい、やりたいことに貪欲で居ようね!と夫と話していたところに、さらに嬉しい連絡が!

会員様から、お見合いのお相手と正式な交際に入りたい、とのこと。
相談所で行う婚活の場合は、お見合いをして、そのお相手ともっと距離を詰めてお互いを知り合うことを「交際」と呼ぶので、恋愛の場合のそれとはややニュアンスが異なりますが、前向きに、そして積極的に次のステップに進むというのは、ちょっと前の会員様の姿からすると大きな進化です。
朝からテンション高めのハイタッチを夫としてから、このコラムを書いています。

交際をしてみる、とはどういうことをするのか

結婚相談所に登録をしているくらいですから、会員様の願望は「結婚がしたい」です。
ですので、結婚をするための必要なプロセスになります。

交際をする、とは、2人の人間が将来を共に過ごすビジョンが描けるかの確認作業です。

何度も書いていますが、結婚すること=幸せになれる、わけではありません。
ひと昔前の「結婚しない女は負け犬」みたいな考え方は令和時代にはそぐわないし、人生の選択肢の中の一つに結婚があるだけ、と考えるべきで、結婚するからどうなる、ということではないのです。

ですので、未来の人生ビジョンの中に、このお相手がいるのか?いないのか?を確認し、いるのであれば結婚をするも良し、また違う選択肢を取っても良し。
いないのであれば、違う相手を探すだけ、となります。

aisaitoでおこなう婚活は、こういう作業を繰り返して、人生設計をしていきます!!

満員電車の実験から分かる人間の心理

人間は、知らないものを嫌悪し、知っているものを好むという習性があります。
昔、満員電車の実験があったのをご存知でしょうか。
一両の車両にギューギューに人を詰め込みます。これ以上もう乗れない、という位。
そして、一度降りてもらい、一時間ほどその人たちに、自己紹介や会話をしてもらいます。
そしてまた、先ほどと同じように一両に詰め込もうとすると、先ほどは乗れていた人数の2割以上が乗れなかった。

という結果でした。

これは、知らない人だと足を踏んだり押したりしても気にならないが、一度知った仲だと遠慮や情が生まれて、先ほどと同じように足を踏んだり押したりできなくなる
という、人間関係における心理があらわれた実験です。
つまり、知らない人はどうでも良い、知っている人に気を遣うということを表しています。

男女間でやって欲しいこと

実験結果から分かる、男女間で今のうちにやっておいて欲しいことは
知らないことを極力減らす
です。

ちなみに、夫婦だからといって何もかも知っている必要はありませんので、
夫婦生活にかかわることの中で知らないことはなるべく少ない方が良い
と付け加えておきます。

例えば
経済的な価値観をどこに置いているか
子どもの成長において何を最も重要視しているか
日常生活で大事にしたいこととラクしたいこと

などを知ること、です。
一つずつ解説していきますね。

経済的な価値観をどこに置いているかを知る
これは、価値観を合わせることが目的なのではなく、相手の価値観を理解することと、自分との違いを知ることが目的です。
さらに「経済的な」と指定しているのは、お金に関する問題が最も生じやすいから、です。
たくさん稼ぐことを最も重要視している夫と、ほどほどで良いから夫にはもっと家にいてほしい妻だと、どうしても衝突してしまいますので、
妻は、夫が何故たくさん稼ぐことを重要視しているのかという理由を知る必要があり、
夫は、妻が何故自分に家にいてほしいのかを知る必要があり、
そこの理由をきちんと伝え合った上で時間の過ごし方を決める
、ということが大事です。

子どもの成長において何を最も重要視しているかを知る
これも、育て方を合わせることが目的ではなく、相手が子どもの何を見ているかを知ることが目的です。
将来的に自立してほしいと考える夫は、今から色々な冒険をさせたり、子どもの多少のケガや喧嘩は人生経験として必要だ、と考えている。
それを見て、あなたは子どもを大切にしていない、と罵る妻。
そして、その妻の意見に対し、妻は過保護なんです、と話す夫。
これはだいぶ前に夫婦仲で相談をされたお二人から実際に聞いた声です。

私からすれば、どちらも子どもを大切にしている、と見えますが、お互いが何を重要視しているかを理解し合えていないから起きているすれ違い。
もったいないですよね。
妻は、夫が何故子どものケガをOKとしているかを知る必要があるし、
夫は、妻の過保護さがきちんと子どもを守っていることを知る必要がある
と思います。

日常生活で大事にしたいこととラクしたいことを知る
これは、家事や週末の時間の過ごし方についてなど、やっぱり夫婦でよく起こる衝突を回避する策でもあります。
潔癖妻 vs ズボラ夫 や 計画夫 vs 場当たり妻 など、夫婦喧嘩あるあるでもよく目にするネタです。
この違いは大きいので、合わせることは不可能です。
ですが、相手のこだわりや性質を理解してあげることはできます。
ですので、
妻は、ズボラ夫の中にも丁寧に生きている部分を知ることで、夫との共通点を見出す必要があるし、
夫は、妻が何故潔癖になったのかを知り、その部分を刺激しない程度に気を付ける必要がある
と思います。

というように、前提として
価値観は合わせるのではなく、違いを知る、理解するのが良い夫婦関係の第一歩。
※価値観を合わせる作業は膨大だし、難しいですからね…

今、知らないことを減らし、知っているを積み重ねることが、結婚生活における不満や嫌悪を生まない術です。
是非今のうちにやっておいて欲しいと思います。

男女間のタブー

逆に、男女間で絶対にやってはいけないこと、それは 相手の欠点を指摘すること です。
これも何回もこのコラムで書いていますが、人間は、長所で尊敬され、短所で愛される生き物 という考え方があります。
愛情や感謝の言葉は言えても、短所(欠点)を見ないようにするという行為は実はすごく難しくて、夫婦や親子になると欠点の指摘し合いが非常に目立つため、イライラやストレスが生まれやすくなります。

それでも家族はずっと一緒に生活をするのだから、ついつい欠点にばかり目がいってしまって、注意をしてしまう。
注意をしても直してくれないから、また注意をする。
そのエンドレスループにハマり、どんどん険悪になってしまう。

分かりますよ!!その気持ち。
でも、もっと大事なことをお伝えすると、短所や欠点はいくら人に指摘をされても、改善しません!
自分で認識し、直そう…と思うまでは。
そして、欠点にばかり目がいってしまう相手は、本当に人生を共にしたい相手でしょうか??
結婚前にいくらでも選択肢があるのですから、その違和感を無視しないように・・・。

結婚生活における幸福度は、お互いの自尊心にとても影響を受けるものなので、何気ない相手への注意や指摘が、真綿で首を締めるように夫婦仲を悪化させ、結果的にお互いの幸福度は下がり続けてしまう、ということなのです。
結婚生活の幸福度は、お互いの自尊心と、何故何の為に夫婦でいるかという目標意識が共通であることに影響します。
是非覚えておいてください。

まとめ

これから人生を共に過ごしていける相手なのか?を確認する作業、つまり人生のビジョンを描くことが、婚活における「交際をする」ということ。
その中でやって欲しいのは
相手の知らないことを減らす努力をすることです。
そして、価値観を合わせるのではなく、価値観の違いを知って理解するです。
そして、共通の目標意識を持つこと。
これを繰り返していくことで、本当の運命の赤い糸の相手と出逢うことが出来るんだと思います。

今は、3組に1組は離婚をし、さらに3組に1組は不仲で悩み、うまくいっている夫婦はほんの一握りという時代。
これから結婚をする方には、せっかく出逢えたお相手と50年後も笑い合って楽しく人生を生きられるように、色々な方法を伝え続けていくのが私の役割だと思っています。
是非気軽にご相談くださいませ。

ということで、今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
主宰 武嶋愛

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