おはようございます。
先週末は、今学んでいる心理学のセミナーに2日間朝から晩まで行ってきました。
PCM心理学と言って、人間は「何を」伝えるかよりも「どのように」伝えるかがとても重要だということで、人間を深く理解し、コミュニケーションの手法を学びます。
約50年前にアメリカで開発され、NASAで採用されてからは、世界中でこれを組織構築や採用、育成に活用する企業があり、すでに100万人以上の方が習得されています。
私も多くの学びを得てきましたが、今までで一番!といって良いほどこのPCM心理学は奥が深くて再現性の高い学びだと感じています。
元々コミュニケーションは得意ですが、これを学んでからは正直、嫌いな人も、苦手な人も居なくなりました。
コミュニケーションの達人になる日も近いのでは…とひそかに楽しみです。
たくさんの先生がいらっしゃいますが、日本で受ける場合はおススメの先生が居るので、もしご興味がある方は武嶋まで。
さて、今日は、先週知り合ったご夫婦が
夫:カラダの相性とか性生活に対するこだわりが夫婦においては最重要だと思う
妻:価値観が合っていれば性生活はさほど重要ではないと思う
という異なる意見を持ち、夫側からの夜の要請に妻が応えられず、悩んでいるとのことでした。
世間には、こんなデータもあります。
Domaniが行った35歳~45歳の働く既婚女性100人に行ったセックス頻度のアンケートによると、約半数の女性が夫とのセックスはほとんどない、と回答
1か月セックスがないことをセックスレスと定義するのなら、おおよそ6割の人がセックスレスということ。
このアンケートを見て、やっぱりどこでも同じ現象がおきているなぁと感じます。
ですので、これから結婚をするために相手探しをしている会員様の為にも、婚活中に何をどのように見極め、目の前の人が自分の生涯のパートナーになりうるのか?を最善の方法で判断する術を、私自身が模索しています。
そして、できればあらかじめ、数年後に不仲になりうる要素は排除しておきたいですし、最良のコミュニケーションを学んでいただきたいです。
そういった観点で、今日のテーマ!
カラダの相性は結婚生活においてどれくらい重要なのだろうか?
結婚相手とは、価値観と同じくらい性生活のすり合わせが必要だと感じる理由
について、語ってみたいと思います。
性生活の不一致が起こる理由
まず、セックスレスになりうる原因はいろいろありますよね。
元々そんなに重視していないとか、スキンシップを好まない人もいます。
こういう夫婦の場合は、後々問題になることは少ないのかもしれません。
でも、結婚生活を送る中で、最初は定期的にあったけれど
出産してからは子ども優先になってしまい、夫のことを受け容れられなくなった
一日を終えると疲労感がまさってしまい、そんな気持ちが持てなくなった
といった、肉体的な変化や
家事も育児もしない夫のことをどんどん嫌いになってしまっている
年月の経過と共に夫を男として見られなくなってきた
といった精神的な変化が、主に女性側に生じると、その後のズレに発展します。

他にも、夫側の変化もあるようで、夫の性欲減退が理由だと語る人も居ます。
ただこの「性欲減退」は妻に対してのみであって、他人に対しては意欲があるという人も居ます。
ですから、単純に性生活の不一致はあっても、他の要素はうまくいっている夫婦の場合はOKなのですが、これが原因で夫が外で遊んでいる場合は、色々なリスクがはらんでいて、不仲からの離婚もセットで生じてきます。
新婚当初と結婚数年後の変化が生じてしまうことで、結果的に不満が溜まり、外に目が向いたり(風俗や不倫など)して、それが不仲を招き、結局は家庭内別居や離婚ルートに乗ってしまいます。
ですから、あらかじめ双方がどのように性生活を捉えているのか、を確認し合う作業はとっても重要だということになります。
思っていたのと違う!!を回避すれば良いのです。
結婚生活において性生活が必ず大事、なのではなく、双方の重要度のすり合わせが大事!ということですね。
今までこういったご相談を受けてきて、明確なすり合わせ方法が見つかっていなかったのですが、
なんと!冒頭に書いたPCM心理学を学んだことで、最適なコミュニケーションのテクニックを見つけちゃいました!!!
男女の会話だけで、これを確認することができるので、是非aisaitoにお任せくださいませ!!

男性は浮気する生き物だという定説について考えてみる
もしこのすり合わせをせずに結婚をしたとして、後々ズレが生じてしまったら…
そんなことにならない為にも、男と女の違いを理解しておく必要があります。
まず、日本の婚姻システムは、一夫一婦制です。
でも実は、世界に849ある文化の配偶システムの中で、一夫一婦制を取っているのは16%しかないんです。
世界の83%は、一夫多妻制を取っているんです。
ですので、一夫一婦制を取っている事自体、少数派であり、生物学的には理にかなっていないかもしれないのです。
男性は浮気する生き物だ、という定説は、こういう生物学的な観点から考えればYESなのかもしれないですが、モラルや倫理観を守ってきちんと結婚生活を守っている人も少なからずいるので、この定説を乗り越えるくらいの関係性が構築できると、もっと結婚って幸福度が高いものになるのになぁ、と私は考えます。
つまり、
男という生き物を本質的に理解して、夫婦の問題が生じないようにすることで、浮気は回避できる
というわけです!!
ではここからは何をすり合わせ、夫婦になるうえでどんなことをやっておく必要があるのか、について解説していきます。
1つ目:何を欲しているのか
1つ目は
自尊心を知らずに結婚するなんて、免許を取らずに車を運転するようなもの!平和な家族を作る基礎知識3つ
にも書きましたが、自尊心、すなわち相手が何を欲しているのかを理解しましょう。
結婚後に不仲になる原因は
相手の望みを理解しようとせず、自分の思いだけで行動し続けるから起きます。
これも先ほどと同じで、
思っていたのと違う!!を回避し、相手の望みを叶えてあげれば良いだけです。
そして、夫に自尊心があるように、妻にも自尊心があります。
浮気は男という生き物を理解すれば回避できる、とあるけど、夫の自尊心は理解してあげる必要があるのに、妻の自尊心はほったらかしで良いの?という声も聞こえてきそうですが、
これについては
家事育児仕事を両立する妻はこれ以上何を頑張るのか…夫が積極的になる為に理解すべき3つのこと
で書いた通り、
女性は、察して共感して行動する生き物なので、夫の自尊心にも寄り添えますが、
男性は、日常では察せない&共感できない生き物なので、自分は自分、あるがままに生きています。
そういう意味では、妻から動いた方がスピードも効率も数倍変化が早い、ということで、まずは妻側から行動することをおススメしています。
詳細は、過去コラムを是非ご一読ください。
2つ目:コミュニケーションの質を高める
次にやるべきことは、夫婦間のコミュニケーションを活性化させることです。
夫婦における日常的なやり取り、例えば
ご飯食べる?
今日どこ行く?
というものは、その場の用件を済ませる目的でする会話です。
でも、本当のコミュニケーションとは、お互いのニーズや欲求を共有し、理解し合うために行うものです。
最近、どんなことを目標にしているのか?
今の不安や悩みは何なのか?
こういうことを共有し、お互いの理解を深めることを日常的にやっていくと、性生活の不一致が生じる前にきちんと原因解明や解決に近づき、興味関心が改めて夫婦に向くので、結婚後のズレを回避しやすいです。
3つ目:自分の価値を高める
最後に、大事なポイントをお伝えしておきます。
それは、自分の希少性を高めるということ。
希少性とは一般的に、人々の必要性を十分に満たすだけの財・サービスが不足している状態の時に使われます。
これはすなわち、夫にとって自分の価値が最も高い状態を維持するということです。
分かりやすく言うなら
自分にとって妻ほど魅力的な人は居ない
自分を最も理解してくれる人が妻である
自分が最も人間らしく素直に生活ができる相手は妻だ
という状態を作る、ということです。
この方法についても、やっぱり最終的には自尊心の理解に戻るので、私のコラムを読んでいただけると嬉しいです。
または直接ご相談くださいませ♡
まとめ
結婚後に不仲で悩みたくなかったら、相手の望みを理解して、双方の想いをすり合わせる必要がある。
自尊心を理解することが、夫婦問題を根底から生まれなくする秘訣である。
自分の希少性を高めて、夫にとって最優先の対象でいよう!
すなわち、すり合わせ=質の高いコミュニケーションがとっても重要です。
これにより、性生活の有無や、価値観のズレがそのまま不仲になるのではなく、双方の意思疎通が図られていることで理解・納得度が高まり、問題解決がしやすい2人になれる、ということです。
そして是非、婚活スタート時から、この方法を習得していただきたいです。
私達に、お任せあれ!!

今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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