おはようございます。
今週は企業研修のお仕事が多かったので、5日ぶりのコラムです。
さて、最近はアイサイト会員様の交際報告が続き、ご本人はもちろんのこと、私達も同じようにドキドキする日々を送っています。
〇〇さんと結婚したいと思うのですが、まだ決めるの早いですか?
もう少し確認したいことはありますが、自分としては□□さんで決めても良いかなと思っています。
こんな会話が続きます。
皆さんが未来に向けてワクワクしている姿を見て、コーチとしてはご本人の気持ちに寄り添いつつ、今日のテーマについて話をします。
この12個のうち、どれだけ当てはまっているか、ちょっと冷静に考えてみよう!と。
結婚をしたから、幸せになるわけでも、
結婚自体が人生のベストな選択肢なわけでもなく、
誰と、どんな毎日を送っているかが結婚生活の積み重ねになるので、その相手と出逢う前と今はどんな変化が出てきているのか、を冷静に見極めることが必要だと思います。
ということで、今日は
キタキタ~!!!という時こそ、一旦立ち止まって考えてみよう。
この人が生涯のパートナーになるかもしれない?という合図12選
をお伝えしておきます。

以下、12個のうち、当てはまっていればいるほど、良い相性かもしれません。
是非確認してみましょう!!
では、いきます。
1.その相手と一緒にいる自分は心から楽しんでいる?
まず、心から楽しんでますか??
人生はまさに、どんな決断をするときも「人生が楽しくなりそうか?」で決めると、前向きに行動できたりします。
新しいビジネスを立ち上げる時も、儲かるか?だけで決めると続かないけれど、それをやることで自分が楽しめるか、で決めるとこれがモチベーションになるので、長く続けることができますし、
家電を買う時は、それがある生活とない生活では、自分がどれだけラクになるか、またおうち時間が楽しめるか、で決めると、生活になじんで家電を使いこなすことができる。
というように、その相手と一緒にいる自分を客観的に見つめてみて、楽しんでいるかどうかが、この先の人生も楽しめるかどうかという判断材料になります。
会話をしている時、食事をしている時、一緒に出掛けている時、あなたは心から笑っていますか?
その時間を夢中で楽しんでいますか?
もし楽しめていない場合は、何故その相手と一緒にいるのか、も考えてみましょう。
楽しくないのだとしたら、何があなたの背中を押そうとしているのか、一旦考えてみる必要がありそうです。
2.心から安心している?
これは1の質問(楽しいか?)とセットで考えます。
「楽しいけど、安心できない」という不仲の夫婦の話をよく聞いている私からすると、結婚相手に求めるものとして安心は必要不可欠な要素だと強く思います。
また人間の欲求の根底にも「安全・安心に暮らしたい」というものがありますので、安心できる相手であるかは重要なポイントです。
つまり、安心できる相手=人間の本質的な欲求であるということです。
スリルを求めて結婚をする、というのも良いですが、スリルを感じさせてくれる相手であっても、その根底に安心ができるから、スリルを感じることができるわけです。
スリルしかない相手は、いずれ疲労します。
疲労が続くと、諦めが出てきます。
最終的に行きつくのは、スルースキルが身について会話ナシになるか、それともネガティブな感情が勝ってしまい、不和からの離婚です。
人間の欲求に従って、安心できる相手なのかどうか。
安心できる相手なら、間違いないかもしれません♡
3.その相手と一緒にいる未来の自分は幸せそう?
まさに、何のために結婚をするのか?という確認です。
楽しい人生を歩みたいから、この人と一緒にいたい。
安心できる生活を送りたいから、この人と一緒にいたい。
楽しんでいて、安心している自分は、とっても幸せそうだ!!
そういう妄想(想像)が出来る相手なら、未来も大丈夫そうです。
結婚をする理由は人それぞれあって良いです。
でも、未来に何があるのか、をポジティブに想像できる結婚でなければ、誰のための、何のための結婚なのでしょう。
だから、理由はおいといて、目的が「幸せ」であることがとても大切なポイントになってきます。
自分の数年後を考えてみて、笑っていることが想像できるか、そうでないか、今のうちに考えておきましょう。
4.その相手と出逢えた自分は以前より幸せになっている?
これは3とは逆で、過去の自分と比べてみます。
そして、1と2と合わせて考えてみましょう。
あ~幸せになっている!!という場合は、これからも必要な相手かもしれません。
でももし、
今は楽しいし安心しているけど、出逢う前と比べたらそれほど変わらない。
今は楽しいけど、前の方がもっと楽しかった。
という場合、この先の未来にその相手と居ることを選びますか?
その相手はあなたの人生に必要なのかしら。
私は、独身時代も仕事や趣味に忙しく、毎日幸せに過ごしていました。
でも、夫と出逢ってからの日々は、それとは比べ物にならないくらいに充実し、キャリアや自分時間を楽しむことを捨ててでも「この人と一緒にいられるなら他に何もいらない!!」と感じ、全く新しい幸せを体感していました。
この人は私の人生に彩りを与えてくれると感じました。
結婚して丸8年経った今でもその気持ちは変わっていません。
こんな感じで、自分のBefore → Afterを考えてみて、必要!!大切!!と思える相手と是非未来を歩んでいただきたいと思います。
5.その相手を心から信頼できる?
これは、人間関係を構築する基本中の基本!のルールです。
そして、夫婦不仲に悩む人が最も忘れているルールでもあります。
不仲は、信頼しないことから始まる
からです!!
👤相手が信頼を裏切るようなことをするから、信頼できなくなった!
と不仲の夫婦ってよく言うんですが、逆なんです。
心の底で信頼していないことが相手に伝わってしまったから、相手はさらに信頼されない行動を起こすだけ。
これについては、様々な分野で研究がなされていて、私も色々と過去にコラムで書いてきました。
引き寄せの法則、とか、心理学では「感情が行動を作るのではなく行動が感情を作る」とか。
だから、その相手に対して今の自分は心から信頼できているのか、を問うことによって、夫婦になっても相手との関係構築が正常にできるのか、を予め確認して欲しいのです。
6.その相手を心から尊敬できる?
以前、こんなことを書きました。
【婚活】結婚前に役立った、結婚で幸せになるための12コのアドバイス(前編)
「好きな人と結婚出来るってことは幸せだけど、好きって気持ちは10年位で消えていく。
その代わり、尊敬する気持ちは10年経っても20年経っても変わらないから、好きな気持ちだけで結婚しないように」
ということです。
人によっては3年で恋心は消える、という人もいれば、妊娠中から夫には怒りを感じているとか、出産したら妻は女じゃなく母になってしまった、という人もいます。
確かに、恋心は期限がありそうです。
でも、心から感じる尊敬の念は消えにくいです。
夫婦関係を長く続けていくと、様々な試練が起こり、時には相手に対して嫌な感情も生まれます。
が、そこで「もう愛していない」に変化するか、「愛してはいないけど尊敬している」になるかで、その後の関係が終わるのか継続するのかに大きく影響します。
ですので、心から尊敬できる相手を選ぶと良いと思います。
交際の時点で尊敬できるポイントをいくつ探せるか、そういう目的で相手を見てみるのも良いと思いますよ!!
7.その相手の弱さを受け容れることができる?
これは、相手のすべてを見て、判断できていますか?という確認です。
今見ている相手の姿は、相手の良い面が多く出ている姿です。
交際中、または結婚前は、お互いに気合いみたいなものが入っていて、意識的に自分の良い面を見せようとする傾向があります。
いわば、仮面です。
でも、これからの長い人生には人間の弱い部分または悪い部分も姿を現します。
つまり、仮面が外れる時もある、ということ。
女性のスッピン&寝起きの顔
男性のひげ&無造作の恰好
こんなのは序の口です。
仕事に失敗して、愚痴を吐き、くだを巻いている姿
夫婦喧嘩になって、自分を激しく攻撃しようとしてくる顔
年老いてきて今とは違う風貌
これらは「弱さ」とはまた違うものですが、仮面が外れたもう一つの顔を見ても、あなたは相手の真意を洞察し、「自分はどう支えてあげようか?」と思慮深く考えることができるのか。
そんなことを自問自答してみると、自分は相手の何を知っているだろう?自分は相手に何を求めているのだろう?ということが分かってきます。
自分のことが分からなくなったら、是非一度立ち止まって、こんなことを問いかけてみていただきたいです。
8.その相手の人生を優先してあげられる?
これは、7とセットで確認しましょう。
近年の結婚とは、相手の犠牲になるものでも、我慢が伴うものでもなく、お互いが自立して、パートナーとして生活することが理想とされているそうです。
私も同感で、自分が大切にしているモノを大切にできる相手なのか?といつも問い、我慢や犠牲ナシの結婚を理想としています。
が、時として、相手を優先することはたくさんあります。
これは我慢や犠牲という意味ではなく、相手の願望を聞き入れつつ、自分の願望もそこに近づけ、アサーティブ(自己主張)なコミュニケーションが取れる相手なのかという確認です。
アサーティブなコミュニケーションとは、自己主張をすると同時に、相手の気持ちや考えを尊重できることをいい、「I’m OK. You’re OK.」といった具合に、自分の願望も相手の願望も同時に叶える手法なのですが、自分の人生だけでなく相手の人生も同時に優先してあげられると、結婚生活はうまくいきやすいです。
自分の人生を優先にすることは、当たり前です。
でも、自分の人生と同等に、相手の人生も考えてあげられるかどうか。
相手を優先しつつ自分のことも同時に大切にしてあげられる関係性なら、大丈夫かも!!
9.その相手の要望を聞き入れて自分は努力できる?
これは、相手目線の自分像を受け容れられるかという確認です。
もっと痩せて欲しい
もっと稼いで欲しい
もっと優しくなって欲しい
もっと家事や育児に参加して欲しい
相手の願望が自分に突き付けられたとき、自分はどういう判断をするか、ということを予め考えておく必要があると思います。
これは、親子ではよくあります。
もっと勉強しなさい
もっと練習しなさい
部屋を片付けなさい
などなど…
親は勝手に子どもに対して自分の理想を押し付け、命令をします。
子どもの個性や特徴を知ってか知らずか、親は自分の理想が一番になりがちです。
これが夫婦だとどうでしょう??
相手が何を想って自分に要望を突き付けてくるのか?
今の自分を否定する気持ちから?
それとも、もっと良くなることを期待して?
自分に要望を突き付けてきたとき、自分はどんな反応をするのか。
答えがYESなら結婚して良い、NOだから結婚すべきではない、という単純なものではなく、相手の想いを想像することができるのか、そしてそれに対する努力が出来るのか、そんな風にちょっと未来の自分を妄想してみましょう。
10.その相手のどんな変化も受け止められる?
これは7と少し似ていますが、もう少し広い意味での妄想が必要です。
サラリーマンから起業して、朝から晩まで仕事漬けになった夫のチャレンジ精神を応援できるか?
専業主婦だった妻が、SNSを活用して今やフォロワー10万人のインフルエンサーに!
仕事をやめ、念願だった小説家を目指して本を書き始めたが、収入はゼロに…
趣味のバンドが陽の目を浴びてメジャーデビュー。人気パンクバンドを支える妻になれるのか。
もし人生の中でこんな変化が起きたとして、あなたならどうしますか?
今の姿が好きだったから、変化は受け容れられない
のか
どんな姿でもその相手であることに変わりはない
のか
受け容れるには時間を要するけど、徐々に受け容れていきたいと思う
という具合に、これも自分はいったい相手に何を求めているのかを冷静に見つめてみます。
もっとネガティブな変化も起きうるのが私たちの人生なので、それを加味して、今後の人生設計をしていくと、心の準備ができて、どんな未来も楽しめるのではないかと思います。
11.その相手のちょっと嫌なところを無視していない?
これは
【婚活】結婚前に役立った、結婚で幸せになるための12コのアドバイス(前編)
にも書きましたが、
生理的な違和感を無視しない方が良いというアドバイスです。
食べ方がちょっと気になる
すぐに怒るクセをどうにかして欲しい
お風呂に入らなかった翌日の匂いがダメ
などの生理的な違和感を無視して、結婚生活をスタートすると、それは後に大きな心の溝となって自分に突き付けられる問題となります。
今、夫婦生活で悩んでいる多くの人は、総じて
あの時の違和感を無視しなければ良かった!
と話しています。
自分が言い続ければいつか直してくれるかもしれない
自分がフォローすれば気にならない程度になるから大丈夫
と、結婚前はその違和感に蓋をして、見なかったことにしてしまうのですが、自分が言い続けても相手は変わってくれないし、自分が一生フォローし続けるなんて本当にできますか??ということ。
ちょっと嫌だけど生活に支障はない、レベルであればOK。
でももし、ずっと気になってしまってそこは好きになれない、というレベルだった場合、一度見直すのもありだと思いますよ。
12.その相手が将来動けなくなったら自分が代わりに動ける?
これは究極の確認です。
即答でYES!と答えられなくて当然。
また、YES!と答えられるから結婚してOK、という問題でもない。
将来動けなくなったら離婚します、という答えだってあるはずだし、こんなタラレバの質問で将来を決めるのは安易だと思う人もいるはず。
でも、これは自分の覚悟を問うものです。
答えに正解や間違いがあるのではなく、自分にどれだけの覚悟があるのか、何を求めてこの結婚をしようとしているのかを明らかにする目的で、こういう究極の確認もあって良い、ということです。
最後に
結婚をしたい!という会員様の願いを叶えることが、私達アイサイトの使命です。
だから、日本中からお相手を探して来ます。
でも、どんなお相手でも良いとは考えていません。
最高の相性のお相手を探すことが私達の使命です。
だから、心の声に素直に耳を傾けていただき、素直にあなたの気持ちを伝えていただきたいです。
自分との対峙、それがアイサイトでの婚活の醍醐味。
徹底的に向き合います。
お約束します。
ということで、今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました!!
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