おはようございます。
今日のテーマは、
いつも恋愛している人や、素敵な結婚生活を送っている人がやっている、シンプルなテクニックとは?
です。
私の学生時代の先輩で、いつも恋愛をしていて、20代後半に結婚してからは、旦那さんととっても仲良く、また仕事も充実していて、誰が見ても「順風満帆」という人生を送っている女性が居ます。
その先輩と話をしていて、「私は本当にいつも幸せ」と言うので、「何が秘訣か教えてください」と言ってみたら、とってもシンプルな回答が返ってきました。
その回答は、私が前々からこのコラムでも書いていて、また私たちの活動のコンセプトにもなっています。
私たちのオリジナルメソッド「家族力」でも何度も出てくる考え方なので、改めてコラムに書くことにしました。

家族ほめる講座のテキスト
「これができる人とできない人の違いってなんだと思いますか?」と聞いたら、
「できるできないじゃなくて、気付くか無視するか、気付いてもありがたいと思うか思わないか、の違いだよ。」という答えでした。
本当はシンプルに気付けるものなのに、ありがたいと思えず、通り過ぎてしまう。
でも実は、みんなに平等に公平に与えられているものばかり。
気付けない、無視してしまう、そんなことが無いように、シンプルだけどとても大事なテクニックを改めてお伝えしておきます。
いつも恋愛をして、誰かに愛され、求められている人は何が違うのか
皆さんの周りにもいませんか?
いつも恋愛相手が居たり、同性・異性かかわらずたくさんの人に囲まれていて、いつも誰かと一緒に楽しそうに談笑していたり、周囲に人が絶えずいる人って。
私もたくさんそういう人を見てきて、心の中でいつも(イイなぁ)と思いながら、何が違うんだろうと答えを探す日々を過ごしていましたが、ようやく今、答えが分かってきました。
そういう人のことを一般的には、モテると言いますが、別の言い方では恋愛力が高い、とも言います。
モテる人、恋愛力が高い人をたくさん見ていると、ドーパミン的欲求に素直に行動している人が多いです。そしてそれを得るためにあえて自分のストライクゾーンを広くしているという特徴があります。
ストライクゾーンについてはここでも書いてます!
驚異的なモテっぷりを見せる女子は行動力×I’m OK=許容量がハンパなかった
容姿が良い、色気がある、などの外的要因や持って生まれたものも影響することがありますが、これはあくまでも二次的な理由であって、絶対ではありません。
✨ドーパミンって何だっけ?
ドーパミンは、達成の幸せ物質といわれ、快感や多幸感を得る、意欲を作ったり感じたりする、運動調節に関連する機能を担うホルモンのひとつです。
《こんな時に分泌されます》
運動(有酸素運動)した時/称賛、承認された時/目標を達成した時/報酬への期待を感じて動く時/趣味に没頭している時/物欲、金銭欲、名誉欲、性欲、食欲等を満たした時
つまり、他人とのかかわりの中で、またはストレスにさらされながらも目標を持って、何かを得ようとする力であり、行動の結果で得られるものです。
学生時代や社会に出てからも、恋愛力が高い人は、行動を絶えずしていて、その結果に快感や多幸感を得ているということです。
そしてこの快感が癖になり、次の行動に出られる、ということ。
逆に恋愛力が低いな、と思う人は、行動量が少ない可能性が大です!!
あえて自分からは選り好みをせず、多くの情報の中から自分に最適なものをチョイスするために、最初のストライクゾーンを広げている人も多くいます。
どんな人でもいい、とは言わないまでも、自分をとりまく環境や人をそれほど厳しくジャッジしない、ということです。
だから、周囲からはモテるとか、たくさんの人に囲まれているように見えたりします。
先輩に、聞いてみました。
「先輩って、タイプとかあるんですか?」と。
そしたら
「好きになった人が、タイプ!最初から絞ってたら、もったいなくない??」
ですって!!
「でも、傾向みたいなのはありますよね?」
と聞いたら
「私のことを好きになってくれる人 vs そうじゃない人、くらいの傾向しか無いよ」
と笑って言っていました。
このストライクゾーンの広さ、恐るべし!!!
幸せな結婚生活を送っている人は何が違うのか
その先輩は20代で結婚していて、昨年で結婚20周年だそうです。
今でも一緒にお風呂に入ったり、ご飯は絶対一緒に食べて、衣食住を共にする最愛のパートナーだと言っています。
私も夫とは結婚8年ですが、本当に仲良しで、恋人であり親友でありビジネスパートナーという感覚です。
幸せな結婚生活を送る人は、セロトニン的欲求やオキシトシン的欲求に素直に行動しています。
そしてそれを得るために、自分の大切なものをきちんと知っていて表現しているという特徴があります。
✨セロトニンって何だっけ?
セロトニンは、人間の睡眠や食欲に大きな影響を与え、ストレスによるイライラを抑えて心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、幸せホルモンとも呼ばれます。
《こんな時に分泌されます》
体調が良い、気分が良いという状態/太陽の光を浴びた時/自然の中にいて気持ちが良い、爽やかと感じた時/おいしいものを食べた時/ゆるい運動をした時/休憩していて「リラックス」「癒される」「ホッとする」「のんびり」した時
✨オキシトシンって何だっけ?
オキシトシンは、愛情ホルモンといわれ、恐怖という感情を抑えたり、他人に対する信頼感や親近感を与える機能があります。
《こんな時に分泌されます》
感動した時/家族や仲間とのコミュニケーションをとった時/コミュニティへの帰属意識から安心感を得た時/感謝した時/親しい人とスキンシップした時
つまり、日常生活の中で、ちょっと丁寧に過ごしたり、与えられたものを大切にするだけで感じられるものであり、目の前にあるものに気付いた結果で得られるものです。
結婚して幸せそうにしている人は、自分に与えられた恵みを実感していて、その恵みに感謝したり大切に行動できているということです。
そしてこの感謝が人格を作り、パートナーや家族も穏やかに幸せに暮らせている、ということ。
結婚をしたのにパートナーに対する愚痴や不満が止まらない、子どもは可愛いのに口うるさくついつい言ってしまう、という人は、パートナーや子どもが居なくなった未来を想像してみましょう。
今居てくれることは、当たり前じゃない!!
ということに気付くでしょう。
そして、パートナーや子どもがしてくれたことに目を向けてみましょう。
あれもこれも、してくれたことがたくさんあるはずです。
ないことに不満を持つのではなく、あることに感謝をすると、自分がどれだけ恵まれているかに気付くでしょう。
これも心がけ一つで自分で変えられるものですよ!!
先輩に聞いてみました。
「結婚してから、他の男性に目がいくってこと、ありましたか?」と。
「あるよぉぉぉ、もっちろん。でもさ、隣の芝生が青く見えるだけで、その人だって家の中じゃ奥さんと喧嘩ばっかしてるかもしれないし、みんな同じよぉ。
それならうちの旦那の方が断然イイし、大切にしてくれるし、もし失ったらと思うと怖くない??」
と笑いながら言っていました。
うん、確かに。。。
最近、娘の影響で、Snow Manにハマっている私は、テレビの中の彼らにキャーキャー言ってしまっておりましたが、改めて考えるとうちの夫が一番カッコいいし素敵だな、と思い直しました。反省っ💦
幸福度を高めたい時にやってみると良いこと
最後に質問です。
1.あなたにとって「幸せ」とはなんですか?
2.今あなたの「幸福度」は 100 点満点中、何点ですか?
3.100 点になるためには何が必要ですか?
もしも今 60 点で、「あと〇kg 痩せたら」「貯金が〇円増えたら」「子どもができたら」幸福度が 100 点になるのだとしたら、痩せている人や、貯金が多い人や、子どもがいる人は、全員幸せということになります。
ということは、本来は、幸せとは何かを勝ち取って感じるものではなく、目の前にある幸せを感じるから何かを勝ち取れるものだということを忘れてはいけません。
※この考え方は「ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)」と呼ばれていて、心理学と脳科学を 10 年以上研究している教授によって、1600 人のハーバード大学生を対象にした研究によって証明されています。
それでも、今100点!と言えない人は、自分に何が必要かを考えてみて、以下のうちから是非生活に取り入れてみていただきたいと思います。
1)精神的・身体的に英気を養える
例:深呼吸、ストレッチ、入浴、散歩、自然に触れる、瞑想、旅行、キャンプ、アウトドア、自分だけの時間、デジタルデトックス
2)自分にとって安全や安心を感じられる場所を作る
例:家族や友人に感謝を伝える、ほめる、話を聴く、会話する、ハグやキスの習慣を持つ
3)自分の意志やペースで生活する
例:我慢をやめる、家事を分担する、子どもへの過干渉をやめる、個性を認める
4)自分が誰かの役に立てていると思えること
例:社会貢献、家族を喜ばせる企画、両親を大事にする、地域活動に参加する、ボランティア
5)役割をもつ
例:夫婦は名前で呼び合う、家事分担は子どもも含め全員で話し合う、家族イベントを全員で話し合って役割分担をする
6)何かに挑戦してみる
例:目標を立てる、過去の失敗を受け容れる
7)人とのつながりを感じる
例:日常の密なコミュニケーション、情報をオープンにする、家族の目標を設定する
最後に
「先輩との会話の内容、コラムに書いてもイイですか?」
と聞いたら
「いいけど、そんな価値あるかなぁ?」
と言うので
「あるかないかは読む人が決めると思いますけど、モテる人とか幸せそうな人のコツってみんな知りたいんじゃないかなぁ」
と言うと
「本来、生まれた時はみんな幸福なのにね…」
と言っていました。
本当に心から幸せだと感じている人は、子どもの頃の純粋な遊び心や向上心に素直なので、自分が特別だと思っておらず、「みんなも幸せでしょ?」くらいに思っていたりします。
でも今の日本は、ちょっと窮屈だったり、経済的な困窮感もあって、幸せだけを毎日感じるのは難しいとも思います。
だからこそ、ゆっくり過ごす時間を作って、日常生活の中で一つでも「あ~極楽!」という瞬間を持てるようになることを願っております。
そんなきっかけに、このコラムがなりますように。
ということで今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。
武嶋 愛
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