おはようございます。
先日、ずっとやってみたかったたらしこみアートのワークショップに行ってきました。
たらしこみアートとは、真っ白なキャンバスに色々な絵の具をたらし込んで、さまざまな模様を作り出す、というものです。
材料もたくさん必要だし、絵の具で汚れるのもなぁ…と、家でやるのは躊躇していたので、お友達に誘っていただき、青山のアートスタジオが主催しているワークショップに参加して、娘と一緒に作ってきました。

↑これは娘の作品でテーマは「大好きな海」だそうです。
何色もの青を混ぜて、自分の思う海を表現していました。

↑これは私の作品。
テーマは「LOVE&PEACEな我が家」です。
キキララちゃんをイメージして、優しいピンクと水色を使いましたが、水色はあまり出現してくれていません。
自分で選んだ絵の具4~5色を一旦コップに全部入れて、一気にキャンバスに落とします。
どんな模様になるのか、またどんな色がどこに出てくるのかは、やってみないと分からないので、自分の作りたい形が出来ないことの方が多いけど、同じものは二度と作れないというのがこのアートの醍醐味だそうです。
また、たらしこんだ直後は絵の具のツヤがありますが、乾燥するとツヤが消えてマットになり、質感が変わります。
そこまで想像しながら、色や量を選んで、あとは運任せ、というのも面白い!!
乾燥に二週間ほど要し、その後自宅に送ってくれるとのこと。
まだ実物を手にしていませんので、どんな仕上がりになるのか今からワクワクです。
さて今日のテーマは
歯を磨くということと、夫婦仲良しでいるということは、とっても似ているよね
という内容です。
え?どういうこと?と一見思うこともあると思いますが、読み進めていくと、ほんとだ~と同意していただける箇所が多々あるかと思いますので、是非一度目を通していただけると嬉しいです。
そして、幸せな生活や楽しい生活を目指したい人は、歯を磨くように、夫婦仲を良くする努力をしてみてください。
きっと、今の悩みなんてすっかり忘れて、数年後に「歯と夫婦を大事にしておいて良かった~」と思えるでしょう。

それでは本題にまいりましょう!!
歯磨きも夫婦も、人生の土台である
まず一つ目は、人生の土台って何?というところから考えてみたいと思います。
日本の医療制度を支えている全国健康保険協会、通称「協会けんぽ」のHPを見ると
全身の健康は歯の健康から
と大きく書いてあります。
一部抜粋すると
肥満や生活習慣病の予防のためには、いろんな食べ物をバランスよく食べることが重要です。
そして、なんでもよく噛んで食べるためには、健康な歯が欠かせません。自分の歯で何でも噛めるということは、食生活を豊かにすると同時に、健康の維持・増進、病気の予防にもつながるのです。
とあります。
つまり、健康の土台を築き、豊かな食生活を保つには、歯を健康に保つことからということです。
私達夫婦は、年を重ねてから娘が生まれたこともあり、健康にはとても気を遣っています。
両親や祖父母を見ていて、自分の歯で美味しく食べ、食生活が整うことは楽しい人生に繋がることを確信しておりますので、歯の健康は重要なテーマです。
次に、健全な家族が人生の土台とは? です。
インドを拠点に、貧しい人への奉仕活動を献身的におこない、ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサの言葉に
世界平和のために何ができるかですって? 家へ帰って、あなたの家族を愛しなさい。
というものがあります。
ノーベル平和賞受賞による賞金は19万2,000ドルでした。
彼女はこのお金がコルカタの貧しい人々のために使われることを望み、さらに晩餐会も辞退した上、「その費用をどうか貧しい人々のためにお使いください」とまで要望したそうです。
そして、受賞インタビューの中で、「世界平和のために私たちができることは何でしょうか?」と尋ねられたテレサは、やさしく、力強い口調でこう答えたそうです。
What can you do to promote world peace? Go home and love your family.
世界平和のために何ができるかですって?
家へ帰って、あなたの家族を愛しなさい。
この言葉の解釈は様々ありますが、こんな風に捉えられると思います。
1.世界平和は、社会の最小単位「家庭」から始まる
2.愛と共感を伝え、広がっていく
3.日常が平和を形作っていく
4.内面的な平和を育む
※https://its-allright.net/mother-teresa/ より引用
つまり、人が家庭の中で小さな幸せを積み上げていくことが、やがて周囲に広がり、豊かな世界に繋がるということ。
そして、家庭の中の小さな幸せは、夫婦が愛と共感で繋がり、心の平和を保つことから始まるということ。
歯磨きと夫婦仲良しでいること、これはどちらも健康な心と体を築き、健全であり続けることの土台である、という共通点があるのです。
ではもう少し話を進めてみたいと思います。
歯磨きも夫婦も、毎日の習慣が大切
歯磨きは、毎食後にブラッシングをしますよね。
ちゃんと歯磨きをしているつもりでも、たまにサボったり、磨き方があまいことで、虫歯になったり歯周病を引き起こしたりします。
つまり、毎日コツコツと、習慣にすることが大切です。
夫婦は、おはよう、いってらっしゃいから始まり、ありがとう、ごめんなさいなど、日常的な言葉かけや心遣いが関係性を左右します。
日々伝えているつもりでも、ちょっとした気のゆるみが相手をイラつかせたりすれ違いが起き、夫婦喧嘩が勃発したりします。
つまり、これも毎日コツコツと、積み上げていくことが大切です。
こんな風に、日常的に、当たり前に、努力や我慢をしなくとも、ちょっとした行動を繰り返しやっていくことが求められているわけです。
歯磨きも、夫婦仲も、日々の習慣がとっても大切、ということです。
では、次!
歯磨きも夫婦も、非日常のメンテナンスが必要
毎日きちんと歯磨きをしていても、年に何回かは歯科検診を受けて、異常が出ていないかを確認している人は多いかと思います。
毎日の習慣が重要とはいえ、それだけでは判断できない要素も多分にありますので、やはり専門医に診てもらうことも大切です。
夫婦も、日常的な言葉かけや心遣いだけでなく、記念日にはどこかに出かけてお祝いしたり、年に一度のご褒美旅行など、非日常の演出や楽しみがあるからこそ、また気分新たにお互いを思いやれる瞬間が蘇ってきたりします。
また、子どもが生まれても夫婦だけで出かけて、恋人時代を思い出したり、夫婦の将来像などを語って、家族の目標や理念を確認し合うなど、「今」だけでなく「過去」「未来」に視点を広げてみると、また普段とは違うお互いへの気持ちを再確認することができます。
こんな風に、日常の習慣+非日常のメンテナンスがあって、ようやく歯も夫婦も健全な状態を維持できるというわけです。
歯磨きも、夫婦仲も、色々な視点から見合うことがとっても大切、ということです。
ここまで来たら、確かに共通点ある~!!ってなっているのではないでしょうか。
もっといきますよ。
口の中も夫婦も、本当の状態は他人に見せたくない
口は顔のパーツです。普段顔は見せていても、口の中まで他人に見せるのは、なんとなく恥ずかしいですよね。
また、人に見える前歯だけ白くして、奥歯はそのままという人も居ます。
夫婦も同じで、夫婦の事情を人にあけすけに話せる人ってそれほど多くありません。
特にうまくいっていない夫婦ほどその実情は隠して、仮面夫婦を続けたりします。
つまり、口の中も夫婦仲も、本当の状態は見せたくない、でも良く見せたいという人間の心理が動きやすいという特徴があります。
日常の習慣+非日常のメンテナンスがあって良い状態が維持できるけど、本当の状態よりも良く見られたいものということです。
だからこそ、ここからがとっても重要です!!
歯磨きも夫婦も、心がけるべき3つのこと
共通点があることを理解していただいたうえで、歯磨きをしながらこれを読んでいただき、是非夫婦関係にも照らし合わせてご自身の行動を振り返ってみてください。
1.見えないところに気を配ろう(歯の裏側を磨くように)
歯磨きは、表面を磨くことよりも、歯の裏側や隙間など、一見人の目では見えない(確認しづらい)場所を磨くように指導をされていると思います。
夫婦も同じように、お互いから見えている事やモノ、例えば日々の家事や休日時間などを大事にするのではなく、一見重要じゃなさそうに見えて実はその積み重ねが重要になりそうな事やモノ、例えば会話の一言目や相づち、挨拶の時の身体の姿勢などに気を配ることが、夫婦仲を左右します。
会話の一言目は
「ねぇ」「あのさ」ではなく、名前を呼ぶようにする
相づちは
「へぇ」「あっそ」ではなく、「面白そう!」「それは初耳だ!」など自分の感情を含める
挨拶の時の姿勢は
身体の面を相手に向けて、目を見て言葉を交わす
などです。
2.程よく許そう(力を入れすぎず、なでるように磨こう)
歯磨きは、力を入れずに優しくなでるように、そして歯ブラシをうまく動かして、歯の隙間のかすを取り除くように磨くのが正しい方法です。
夫婦も同じように、頑張りすぎると疲労がたまり、「自分ばっかり頑張っているのに」という不満に繋がります。
ですので、出来ない自分を許したり、完璧じゃない相手を受け容れて、減点方式ではなく「今日は、これも、これも、頑張った!」と加点方式で見ていくと、良好な関係が長続きします。
疲れてソファで寝てしまってもOK!
洗い物がまだシンクに溜まっていてもOK!
家族が皆健康で居てくれるなら家の中が散らかっててもOK!
自分にも相手にも、このくらいの許しが出せると、夫婦仲は良好に保てますよ。
3.ひずみが出る前にちょっとした心配りを(痛みが出たらそれは虫歯のサイン)
いくら毎食後に歯磨きをしていても、ある日突然歯が痛み、知らないうちに虫歯になっていたということがあります。
あの歯の痛み、そして歯医者さんで治療してもらっている時のあのキーーーーンという音と痛み、思い出すだけでキツイですよね。
夫婦も同じように、日常的に会話や言葉かけをしていても、知らないうちに相手の不満が溜まり、ある日爆発されて喧嘩、なんてこともあります。
ですので、相手の不満が溜まっているのか、溜まっていないのか、その確認のための会話も必要です。
最近何かしてほしいこととか、してほしくないこととか、ある?
という問いかけや
さっきちょっと顔色悪かったけど、何か嫌なことしちゃった?
という確認など、お互いがお互いの表情や声色の変化にまで意識が向けられると、大きな喧嘩になる前に防げるものです。
先日のコラム
【婚活】やっぱり結婚は忍耐と我慢が必要だった⁉共同生活で見えた夫婦の実態‼
でも書きましたが、結婚生活における正しい理解(我慢とは、指摘と非難を我慢すること!忍耐とは、言わない自分に慣れて耐えること!)を理解して、歯を磨くように、夫婦仲も磨いていただけると、その先は幸せな人生しか待っていないですよ!!
最後に
最近、歯の調子が悪い、という方。
新しい歯ブラシを買って、歯を磨きましょう。
最近、夫婦仲が悪い、という方。
新しい服を着て、夫婦二人で出かけましょう。
要は、気分を高めて、自分のやり方を見つめ直し、新しいやり方でやってみよう!ということです。
ということで、今日も長文をお読みいただきありがとうございました!!
武嶋 愛
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