【婚活】いざ結婚⁉という時に、確認すべき最重要項目12選(前編)

おはようございます。
日本海側では積雪に悩む地域がたくさんあるというニュースを見ながら、外を眺めて「今年は雪が降らないね」と話す7歳娘。
同じ日本でも、ところ変わればこんなに状況が異なるのか、なんてことを想う朝です。

さて今日のテーマは
いざこの人と結婚するのか⁉という時に、確認して欲しい最重要項目について です。

今までもここのコラムで
この人と結婚して良い?と迷った時に確認すべきこと 前編後編
結婚前に役立った、結婚で幸せになるための12コのアドバイス 前編後編
というようなことを書いてきました。

今までは、「この人で良いのか?」と迷った時に確認して欲しいこと、という内容でしたが、

今回は、いざ目の前の人と結婚するかどうか⁉という時に、最終ジャッジをする際に確認しておいて欲しい、いわば結婚生活における重要なポイントをあげています。

これらのコラムを読んだ友人から
「愛が書いてる通りだと思うけど、こんなに確認してたら、結婚相手に逃げられそう」
と言われました。笑

「確認するだけで逃げる相手なら、結婚生活なんてもたなくない?」
と言ったら、
「確かに!!結婚前に確認しないで、いつする?って話だよね。あ~もっと早く愛に聞いとけば良かった!」
と笑っていました。
この友人は2回結婚して2回破局し、3人の子どもと楽しく生活をしていますが、「私は男を見る目が無い」といつも言っています。

私の周りにはたくさんの事例を見せてくれる友人がいて、破局することも人生のプロセスだと思うので、いつも応援していますが、人間だれしも結婚前から「この結婚こそ成功させたい」と思っているだろうし、統計的に成功の確率が上がるであろう方向があれば、そちらに進みたいと考えるものだと思います。

ということで、今日は、結婚するぞ!という時に確認しておくべき最重要項目を12コお伝えしたいと思います。

相手のことを全部知っている?確認すべき事項12コ

はじめに言っておきますが、知っているからOK、知らないとNGという意味ではありません。
また、それに対する回答によって相手をジャッジする目的でもありません。

結婚相手の 過去 ⇔ 現在 ⇔ 未来 をきちんと共有し、人生のパートナーとして共に歩めるかという時に必要な項目だということです。
さぁ、いきましょう。

1.過去の婚姻歴

2.子どもの有無

3.過去の病歴

4.過去の犯罪歴

5.扶養義務の有無

6.人生設計


7.借金の有無、また収入と貯蓄額


8.性癖


9.転職の可能性

10.転勤の可能性


11.両親と同居の可能性


12.介護の必要有無

「知っている」
「知らない、または聞いていない」
「聞いたけど教えてくれない」
「知らなくて良い」
など回答は様々かと思います。

最初にお伝えしましたが、知っているからOKということでもないですし、これによって相手の良し悪しを判断するものでもなく、この項目は今後の結婚生活における様々な判断の際に影響してくるものだということです。

ちなみに
1から4は相手の過去を、
5から8は相手の現在を、
9から12は相手の未来を確認するものです。

現在は、過去から影響を受けていますし、未来に対する準備でもあります。
未来は、相手の目標や価値観を反映したり、過去からの責任でもあります。
過去は、相手の軌跡そのものです。

人生を共に歩む予定のパートナーのことを知る、という目的。
知らないことは自分ごとにならないので、いざ結婚生活が始まった時に、自分たちの問題として乗り越えられるか、という準備になります。

ではここから、解説していきますね。

1.過去の婚姻歴

これは、戸籍謄本を見れば分かることでもありますが、過去に結婚をしたことがあるかを確かめます。
どんな人だったか、や、どんな結婚だったか、まで掘り下げる必要はありませんが、
何故、離婚をしたのか
を聞いておくことで、相手が過去の結婚生活において
何を得られなかったのか
どんな学びがあるのか
自分に何を求めているのか

などをざっくりと知ることができます。

ちなみに先ほど書いた私の友人ですが、過去の2人の夫との結婚生活では
・好きだけで結婚したらお金にだらしなくてお金に苦労した
・楽しい人だったけど尊敬はできなかった
・女遊びが激しかった
とのことで、1人目も2人目も似たタイプで、どちらも大恋愛の末に結婚したけれど苦労続きだったと言います。

同じことを繰り返さない為にも、前回の学びを今回に生かす、ということができると、相手の過去の結婚のおかげで今回は成功確率を高めることができるのではないかと思いますよ。

2.子どもの有無

これは、この後出てくる5.扶養義務の有無にも関わってきますが、まずはお金に関する確認
ですが、実はもっと大事なことを確認する目的があります。
それは、自分の血を分けた子どもに対する、相手のスタンスがどうなのか、という根本的な価値観を確認します。

どういうことかと言うと、産んだ責任の果たし方です。

「離婚をしたけど、子どもの親であることに変わりはないから、養育費も払っているし、面会もして、成長を見守っている」
のか
「離婚をした後は逢ってないし養育費も払っていない」
のかで、その相手の責任の果たし方が見え、それはすなわち、今回の結婚で(つまり自分との)子どもができた場合にも同様のことをする可能性がある、ということを示唆します。

前の結婚で産まれた子への養育費があると、「これからの結婚生活で負担だな…」と考えがちです。
自分達に子どもができても、定期的に面会をしに行ってしまうことに対する寂しさも感じると思います。
でもこれは、相手なりの責任の果たし方なので、むしろこちらの方が責任感があって信頼できる相手だと考えるべき。

養育費は払わないで!
逢いに行かないで!
と考えることは、自分達が幸せなら他はどうなっても良いと言っているようなものです。
そして、新たに結婚するから養育費はもう払えない!と考える人だった場合、あなたにもいずれ同じようなことをする可能性もある、ということです。

ということで、ここの確認はとっても大事だということを、私自身が経験者であることから、強くお伝えしておきたいと思います!!

3.過去の病歴

これは、私の持論でもありますが、「心と体の健康こそ、幸せの土台」と考えているので、結婚生活における目的の一つに
健康の増進
があり、相手がどんな時に体調を崩したり、どこが強くてどこが弱いかを知っておき、日々の生活に留意していくために知っておいて欲しい項目です。

病歴というほど大げさでなくても
のどが弱い
片頭痛持ち
お腹を壊しやすい
など小さな体調の変化も知っておくと、食事に工夫したり、時間の過ごし方を配慮出来たり、こんな気遣いの積み重ねが結婚生活の良し悪しを積み上げていくと思います。

ですので、相手を知る目的の一環として、是非確認しておきましょう。

4.過去の犯罪歴

これは、何人かの友人から、口酸っぱく言われていた項目です。
夫婦が壊れる時、それは有事の危機が起きた時。だそうです。

ある日、夫が帰ってこなくなり、一本の電話がかかってきたとのこと。
ある犯罪に夫が関わっており、ある場所に拘束されている、と。
寝耳に水だった彼女はその後色々な方面から、夫が小さな罪を繰り返していたことを知り、それまで仲良しだった2人はそのまま離婚したようです。

共通の知り合いもたくさんいるので、身バレを防ぐためにも言及するのはここまでにしておきますが、どこから見ても良い夫だと思っていた私達もビックリした記憶があります。
その後、彼がどうなったかは知りませんが、人間には見せている面と誰も知らないけど本性がある、と衝撃を受けた一件でした。

他にも、ある日ニュースを見ていたら、知り合い(というか同じ職場で仕事をしていた人)が数年後に事件を起こして逮捕された、とか、仕事を転々としている人の退職理由が「横領やちょろまかしで懲戒解雇を繰り返しているから」だとか、結構います!!
罪を繰り返す人って。

学生時代にカンニングをして停学3日間くらった!とか
万引きをして近所のスーパーを出禁になった!とかはまだ可愛いもので、一見良識人に見えても本性は全然違う人も居ますので、確認するに越したことはないでしょう。

5.扶養義務の有無

前述2.と同じ目的もありますが、さらに、親を扶養する義務など
この結婚生活以外にいくらの支出があるのかを確認しておきましょう。

それによって、将来設計が大きく関わってくるからです。

私の父がよく言っていた言葉で
家族のために動ける人が良いけど、本当に大切な人を見誤らないかが重要だ
と。

これは、親を助けるために妻を犠牲にするのは本末転倒だ、ということと同義です。

結婚をすることは、多くの負担を強いることだというのが昭和の価値観で、今は令和時代なのでだいぶ変わってきてはいます。
パートナーと籍を入れて同居するだけ、と考える結婚もアリだとは思いますが、実際は様々なものが乗っかってくることも視野に入れて、特にお金の問題や、義務の問題は、クリアにしておきましょう。

6.人生設計

これは
【婚活】お見合いや交際中の男女の会話に関する12コのアドバイス(後編)
にも書きましたが、その相手の人生設計があるはずで、それは確認できたとして、さらにその人生設計の中に”私”が居るのかによって、この結婚に何を求めているかを改めて確認することができる項目です。

ちょっと余談ですが、私が結婚前によく夫に言われていた言葉は
あなたが居ないこれからの人生は考えられない
でした。

これは、好きという恋心を表現しているのではなく、お互いの存在によって、自分自身の良さや強みを自覚し、仕事への情熱を思い出し、自分の魂職に目覚めたから、という意味合いが含まれています。
だから、出逢ってからの今が一番確固たる信念を持って生きているし、そういう意味で、もう一緒じゃないことは考えられない、ということでした。

逆に、自分は自分、あなたはあなた、と考える人も居ます。
結婚はするけど、あなたの影響は受けず、また自分の影響を考えずに生きていきたいと考える人も居ます。
それを双方で合意していればOK。でもそうでない場合は、ちょっと寂しく感じることも出てくるかもしれません。

相手の人生設計の中に果たして自分はいるのか、この結婚にどれだけの価値や意味があるのかをちょっと冷静に判断するため、是非一度立ち止まって、こういう話もして頂きたいと思います。

ということで、6コを解説させていただきました。
残りの6コは後編にて・・・

最後に

結婚だけがすべてじゃない。
結婚=幸せでもない。
そうは思っていても、やっぱり結婚がしたいし、幸せな結婚に憧れるという欲求はとても理解できます。
そのためにも、是非先人たちの統計をうまく活用して、良い結婚、幸せな結婚の方向に進んでいただきたいものです。

では今日はこの辺で。
今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。
武嶋 愛

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