おはようございます。
昨日まで休業をさせて頂き、ちょっと遠出をしておりました。
以前、SNSを活用して”勝手に仲間を褒めてみる”投稿をしていたら、次々に目標が実現した、と書いたことがあります。
【30日間チャレンジ】SNSにて”勝手に褒めてみる”投稿!12日目の途中経過 です。
そこで書いた、実現した目標というのが、大好きなハワイに行けることになった、ということ。
ということで、先週はハワイに行っていました!!

私にとっては、住んでいる場所以外で一番好きな場所がハワイです。いわゆる、アナザースカイです。
独身時代に10数回は行き、6年ぶりに吸う大好きな空気と、一緒に行った大好きな家族、仲間を目の前に、口から出てくる言葉は幸せだねぇ♡のみ。
コロナの猛威や、物価の上昇、為替の変動などで、海外旅行が少し遠い存在になっていたので、改めてハワイに行くことを目標に掲げていたところ、早いうちに実現をしたのですが、一緒に行った仲間たちの口から出てくる言葉も「幸せ」「感謝」「ありがとう」などポジティブなものばかり。
ハワイの空気がそうさせるという側面もありますが、こういう言葉を多く発している人だからこそ、やりたいことが実現したり、目標が早期に叶うということ。

今日はそんな内容を書いてみたいと思います。
幸せとはいったい何なのか?
まずはじめに、ちょっと復習です。
人間は誰しも「幸せになりたい」と思い、欲求を満たしながら自己実現をしていく生き物です。
そして、幸せの定義は人それぞれです。
人生には多くの事象が複雑に絡み合っているので、幸せが何かと一言で定義することは容易ではありません。
幸せは、物でもなければ、絶対的な何かでもありません。
ということは・・・?
幸せってなんだろう??
◇幸せとは脳内物質のこと
人間の思考や知能・感情などの多くは脳によってもたらされています。
多くの専門家が、人が幸せを感じている時の脳内を調べたところ、主に3つの物質が多く分泌されていることがわかりました。
それが、
セロトニン
オキシトシン
ドーパミン
という物質です。
絶対的で普遍的な「幸せ」という定義がない以上、「幸せ」は脳内から出ている物質によって感じるもの、と考えるのが最も効率的かもしれません。
ただし、この分野についてはこれまでも多くの研究がなされている中で、まだ明確な答えは出ていないようです。

幸せを感じる瞬間とはどんなときなのか?
次に、それぞれの脳内物質がどんな時に分泌されるのかを解説したいと思います。
◇セロトニン
セロトニンは、健康の幸せ物質として体内で特に重要な役割を果たしています。
ストレスによるイライラを抑えて心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、『幸せホルモン』とも呼ばれています。
《こんな時に分泌されます》
体調が良い、気分が良いという状態
太陽の光を浴びた時
自然の中にいて気持ちが良い、爽やかと感じた時
美味しいものを食べた時
運動(ウォーキングなど一定のリズム運動)をした時
休憩していて「リラックス」「癒される」「ホッとする」「のんびり」した時
◇オキシトシン
オキシトシンは、通称愛情ホルモンと呼ばれています。
《こんな時に分泌されます》
感動した時
家族や仲間とのコミュニケーションをとった時
コミュニティへの帰属意識から安心感を得た時
感謝した時
親しい人とスキンシップした時
◇ドーパミン
ドーパミンは、達成の幸せ物質といわれています。
《こんな時に分泌されます》
有酸素運動など激しい運動をした時
称賛、承認された時
目標を達成した時
報酬への期待を感じて動く時
趣味に没頭している時
物欲、金銭欲、名誉欲、性欲、食欲等を満たした時
つまり、幸せを感じる瞬間は、何かをした時に脳内に分泌される物質によって得る感情の一つ、のようですね。
今、あなたは幸せですか??
さて、質問です。
今、あなたは幸せですか??
ここまで読んでいただいた人には、心の中で答えてみていただきたいです。
そして、もし答えに少し戸惑いがあったり、幸せだと答えるのに躊躇があるようでしたら、以下を読んでください。
脳内物質で得られる「幸せ」という感情には、物質によって特徴が異なります。
◇セロトニン・オキシトシン
体調が良いとか、美味しいものを食べたとか、大好きな人とスキンシップを取ったとか、そういうことで得られる幸せ感なので、わざわざ自分から掴みにいかなくて、何もしなくてもそこにある感覚そのものに着目できれば、得られる幸せ感です。
そして、幸せ感は長続きしやすいです。
◇ドーパミン
これは、頑張ったり、何か行動を起こすことによって得られる幸せ感なので、自ら行動を起こすことが必要になります。
ただし、この幸せ感は長続きせず、すぐに失われるため、次から次に行動を起こし、頑張り続けなければならないので、注意が必要です。
そして、様々な幸せを感じるのに重要なのは 順番 です。
多くの現代人は「セロトニン・オキシトシン」の幸せをないがしろにして、「ドーパミン」の幸せを追いかけがち。
寝食を忘れ、昇給や昇格を目指し、家を空けて仕事に没頭したことがある人も少なくないでしょう。
まず、健康のセロトニン。次に繋がりのオキシトシン。これらを盤石な状態にした上で、成功のドーパミン。
つまり、セ→オ→ドの順番で身体は素直に幸せを感じるようにできています。
もし、幸せか?と聞かれて、答えに戸惑ったり、躊躇するようであれば、まずはセロトニンが分泌されるような行動をしてみてください。
太陽を浴びて、深呼吸。空を見て、この大きな地球に自分が活かされていることを感じる。
ゆっくり散歩して、この身体にありがとうと伝える。
大好物のものを食べて、唾液をたくさん分泌させる。
そんな自分接待時間を作ることが、幸せの第一歩です。
私の独身時代を振り返ってみると、日々仕事漬けで、自分を癒す時間はほぼ夜の外食のみ。お酒を飲んで仲間と語っていても、やっぱり内臓が疲れていて、常に疲労困憊。
見た目もキリキリ、イライラしていて、周囲からは怖い人と思われていたし、自分自身もずっとストレスを感じていた記憶があります。
どんなに仕事で成功したり、賞賛されても、身体が盤石ではなかったから、幸せを感じにくい状態だったんだなぁと思います。
そして、身体が休まり、心が緩んだら、次に誰かと繋がりを感じられることをやってみましょう。
子どもをギュッと抱きしめたり、パートナーとのスキンシップを取ったり、大好きな仲間と昔話をしてお腹を抱えて笑ったり、自分がここにある感覚を取り戻すことをやってみて欲しいです。
ここまで土台ができたら、ようやく目標を立てて、実現に向けて行動にうつしましょう。
3年以内にやりたいことは何か?
独身のうちに行きたい場所は?
死ぬまでにやっておきたいこと100コ書き出してみる!
こんな感じです。
ここでちょっと紹介です。

日本語名では「最高の人生の見つけ方」、元の題名は「The Bucket List」といいます。
余命6ヶ月を宣告された2人の男が、死ぬ前にやり残したことを実現するために、2人で旅に出て、やりたいことを次々にやっていく、というストーリーです。
2人の男が、死を目前にした時にやり残したことは、
見ず知らずの人に親切にする
死ぬほど笑う
スカイダイビング
世界一の美女にキスをする
などでした。
この映画のストーリーの捉え方は、人によって異なると思いますが、私はこのように捉えています。
学生時代に子どもができたことから、やりたいことを我慢して、家族のために実直に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)と、病院経営が成功し、4度も結婚歴がありながら、誰も見舞いに来てくれず、真の愛情を知らないエドワード(ジャック・ニコルソン)。
カーターは、セロトニンとオキシトシン的な幸せは知っていても、ドーパミン的幸せからは遠ざかっていた。
エドワードは、ドーパミン的幸せのみで、親しい人との愛情あるつながりは皆無。
この対照的な2人が共にやりたいことを求めていく中で、人間の欲求のベースにはセロトニンやオキシトシン的な幸せがあり、また人間だれしも死ぬときはやはり家族や仲間に囲まれながら最期を迎えたいという欲求が存在するようだと。
でも、人生を彩り、自分が自分の人生に心から満足するには、自分らしい生き方を追求し、目標を立て、やりたいことを次々に叶えていくことも同時に重要だと。
でも、死ぬ時に莫大な財産があってもあの世には持っていけない。だから世のため人のために使って、大切な人を喜ばすために生きるべきだと。
現に、エドワードが書いた「世界一の美女にキスをする」も、有名な女優やモデルにキスをしたいという男ならではの欲求の描写かなぁと思っていました。
でも実際は、疎遠だった娘さんに会いに行き、孫(女の子)が生まれていたことを知り、「これがあなたのおじいちゃんよ」と紹介され、孫にキスをすることでやりたいことが叶った、というストーリーでした。
やっぱり家族の絆が人間の感情を動かすのだ、と感じた一節です。
というように、ホップ、ステップ、ジャンプで人生を分け、
最初の一歩(ホップ)はセロトニンやオキシトシン
次の一歩(ステップ)はセ、オ+ドーパミン
最後の重要な一歩(ジャンプ)はセロトニンとオキシトシン
という感じに、この映画では、最高の人生の見つけ方のベースを教えてくれている気がします。
大好きな映画で、もうこれまでに7~8回は観ていますが、ハワイから帰る飛行機の中でまた観て、改めて大事なことを考えさせられました。
人生が好転する法則
もし、今幸せか?と聞かれて
本当は幸せなはずなのに、幸せを実感できていない
なんとなく周りの人と比べて、自分は幸せじゃないと思えてしまう
幸せになりたいのに、何をやってもうまくいかない気がする
という人は、普段使う言葉を変えてみる をやってみて、先ほどの言葉を、こう言い換えてみてください。
自分は幸せだ。今はただ忙しいから、ゆっくり幸せを味わえていないだけ
自分の周りの人が幸せなのは、自分が幸せだから(類は友を呼んでいる)
もっと幸せになりたいから、何かをやってみよう
たいてい、自分の感情がネガティブ寄りになっている時、人はいつも同じ表現の言葉を使います。
同じ言葉を何度もループして使い、同じように考えてしまうので、そのネガティブが脳に刷り込まれてしまい、自分で自分を洗脳している状態になっています。
ですので、言葉を変えてみるという工夫一つで、見える世界がガラッと変わります。
騙されたと思って、やってみてください!!
素直な気持ちを口に出すと、その言霊が現実化します。
私が次々に目標を実現しているのは、言葉を変える工夫をしているからです!!
まとめ
もうすでにアナタは幸せを掴み始めています。
でも、もっと幸せになりたいから、これを読んでくださっているのですよね?
もっともっと幸せになって、イイんですよ!!
そう自分に許可を与えて、素直に、幸せを実感するために突っ走ってください。
今日も長文をここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次回~★
武嶋愛
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