おはようございます。
先週末は今年一番に寒かったですが、明日以降もかなり寒くなるそうです。
皆さま、気温の変化に伴う体調不良には十分お気をつけくださいね。
さて今日のテーマも
この人と結婚して良い?この人が自分の運命の相手?
分からなくなったらこれを確認して欲しい です。
私が夫と出逢う前、自分で婚活をしていた時に、何人かの良い縁がありました。
でも、長らくおひとり様人生を過ごしていたので、「この人で良いのかな」「この人を一生支えられるのか」と慎重になりすぎて、理性で判断をし、心から好き!という感覚を持てなかった時があります。
その時に、既婚の仲間たちからたくさんの質問をされ、結果的に「この人じゃない!」という判断をし、結婚という話にはなりませんでした。
その後、突如として夫に出逢い、一目惚れをしました。
私から伝え、交際。
そして、私から「あなたと結婚したい」と言い、今があります。
あの時に、こんな自問自答を繰り返し、全てがYES!だった人と結婚をし、今もずっと好きだし、ずっと幸せです。
ということで、今日は、結婚して良いか?それとも踏みとどまるべき?と迷った時に、自分に問う質問を12コお伝えしたいと思います。

自分の心に問う質問はコレ!
まずは全部をご紹介します。
自分の心に正直に、〇、△、×をつけてみてください。
1.その相手と一緒にいる自分は心から楽しんでいる?
2.その相手と一緒にいる自分は心から安心している?
3.その相手と一緒にいる未来の自分は幸せそう?
4.その相手と出逢えた自分は以前より幸せになっている?
5.その相手を心から信頼できる?
6.その相手を心から尊敬できる?
7.その相手の弱さを受け容れることができる?
8.その相手の人生を優先してあげられる?
9.その相手の要望を聞き入れて自分は努力できる?
10.その相手のどんな変化も受け止められる?
11.その相手のちょっと嫌なところを無視していない?
12.その相手が将来動けなくなったら自分が代わりに動ける?
今はまだ分からない、という場合も、未来を想像して、答えてみます。
答えているうちに、未来の相手と未来の自分はこうだろうという自分なりの仮説ができてきて、徐々に自分の本当の心が見えてきます。
やってみてくださいね。
解説します!
ではここからは、前回に続き残りの6コを解説していきたいと思います。
7.その相手の弱さを受け容れることができる?
これは、相手のすべてを見て、判断できていますか?という質問です。
今見ている相手の姿は、相手の良い面が多く出ている姿です。
交際中、または結婚前は、お互いに気合いみたいなものが入っていて、意識的に自分の良い面を見せようとする傾向があります。
いわば、仮面です。
でも、これからの長い人生には人間の弱い部分または悪い部分も姿を現します。
つまり、仮面が外れる時もある、ということ。
女性のスッピン&寝起きの顔
男性のひげ&無造作の恰好
こんなのは序の口です。
仕事に失敗して、愚痴を吐き、くだを巻いている姿
夫婦喧嘩になって、自分を激しく攻撃しようとしてくる顔
年老いてきて今とは違う風貌
これらは「弱さ」とはまた違うものですが、仮面が外れたもう一つの顔を見ても、あなたは相手の真意を洞察し、「自分はどう支えてあげようか?」と思慮深く考えることができるのか。
そんなことを自問自答してみると、自分は相手の何を知っているだろう?自分は相手に何を求めているのだろう?ということが分かってきます。
自分のことが分からなくなったら、是非一度立ち止まって、こんなことを問いかけてみていただきたいです。
8.その相手の人生を優先してあげられる?
これは、7の質問とセットにおこないます。
近年の結婚とは、相手の犠牲になるものでも、我慢が伴うものでもなく、お互いが自立して、パートナーとして生活することが理想とされているそうです。
私も同感で、自分が大切にしているモノを大切にできる相手なのか?といつも問い、我慢や犠牲ナシの結婚を理想としています。
が、時として、相手を優先することはたくさんあります。
これは我慢や犠牲という意味ではなく、相手の願望を聞き入れつつ、自分の願望もそこに近づけ、アサーティブ(自己主張)なコミュニケーションが取れる相手なのかという質問です。
アサーティブなコミュニケーションとは、自己主張をすると同時に、相手の気持ちや考えを尊重できることをいい、「I’m OK. You’re OK.」といった具合に、自分の願望も相手の願望も同時に叶える手法なのですが、自分の人生だけでなく相手の人生も同時に優先してあげられると、結婚生活はうまくいきやすいです。
自分の人生を優先にすることは、当たり前です。むしろ、そういう人が多いから、夫婦仲が破綻するわけで…
でも、自分の人生と同等に、相手の人生も考えてあげられるかどうか。
そういうことを問う質問になっています。
9.その相手の要望を聞き入れて自分は努力できる?
これは、相手目線の自分像を受け容れられるかという質問です。
もっと痩せて欲しい
もっと稼いで欲しい
もっと優しくなって欲しい
もっと家事や育児に参加して欲しい
相手の願望を自分に突き付けられたとき、自分はどういう判断をするか、ということを予め考えておく必要があると思います。
これは、親子ではよくあります。
もっと勉強しなさい
もっと練習しなさい
部屋を片付けなさい
などなど…
親は勝手に子どもに対して自分の理想を押し付け、命令をします。
子どもの個性や特徴を知ってか知らずか、親は自分の理想が一番になりがちです。
これが夫婦だとどうでしょう??
相手が何を想って自分に要望を突き付けてくるのか?
今の自分を否定する気持ちから?
それとも、もっと良くなることを期待して?
自分に要望を突き付けてきたとき、自分はどんな反応をするのか。
答えがWESなら結婚して良い、NOだから結婚すべきではない、という単純な質問ではなく、相手の想いを想像することができるのか、そしてそれに対する努力が出来るのか、そこから見えてくる相手と自分の願いを考えてみよう、という目的です。
10.その相手のどんな変化も受け止められる?
これは7の質問と少し似ていますが、もう少し広い意味での妄想が必要です。
サラリーマンから起業して、朝から晩まで仕事漬けになった夫のチャレンジ精神を応援できるか?
専業主婦だった妻が、SNSを活用して今やフォロワー10万人のインフルエンサーに!
仕事をやめ、念願だった小説家を目指して本を書き始めたが、収入はゼロに…
趣味のバンドが陽の目を浴びてメジャーデビュー。人気パンクバンドを支える妻になれるのか。
もし人生の中でこんな変化が起きたとして、あなたならどうしますか?
今の姿が好きだったから、変化は受け容れられない
のか
どんな姿でもその相手であることに変わりはない
のか
受け容れるには時間を要するけど、徐々に受け容れていきたいと思う
という具合に、これも自分はいったい相手に何を求めているのかが分かる質問です。
もっとネガティブな変化も起きうるのが私たちの人生なので、それを加味して、今後の人生設計をしていくと、心の準備ができて、どんな未来も楽しめるのではないかと思います。
11.その相手のちょっと嫌なところを無視していない?
これは
【婚活】結婚前に役立った、結婚で幸せになるための12コのアドバイス(前編)
にも書きましたが、
生理的な違和感があるかどうかを確認するための質問です。
食べ方がちょっと気になる
すぐに怒るクセをどうにかして欲しい
お風呂に入らなかった翌日の匂いがダメ
などの生理的な違和感を無視して、結婚生活をスタートすると、それは後に大きな心の溝となって自分に突き付けられる問題となります。
今、夫婦生活で悩んでいる多くの人は、総じて
あの時の違和感を無視しなければ良かった!
と話しています。
自分が言い続ければいつか直してくれるかもしれない
自分がフォローすれば気にならない程度になるから大丈夫
と、結婚前はその違和感に蓋をして、見なかったことにしてしまうのですが、自分が言い続けても相手は変わってくれないし、自分が一生フォローし続けるなんて本当にできますか??ということ。
ちょっと嫌だけど生活に支障はない、レベルであればOK。
でももし、ずっと気になってしまってそこは好きになれない、というレベルだった場合、一度見直すのもありだと思いますよ。
12.その相手が将来動けなくなったら自分が代わりに動ける?
これは究極の質問です。
即答でYES!と答えられなくて当然。
また、YES!と答えられるから結婚してOK、という問題でもない。
将来動けなくなったら離婚します、という答えだってあるはずだし、こんなタラレバの質問で将来を決めるのは安易だと思う人もいるはず。
でも、これは覚悟を問う質問です。
自問自答なので、答えはなんだっていい。
答えに正解や間違いがあるのではなく、自分にどれだけの覚悟があるのか、何を求めてこの結婚をしようとしているのかを明らかにする目的で、こういう究極の質問もあって良い、ということです。
ということで、残りの6コを解説させていただきました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
自分のことは自分が一番分からないという人もいれば、自分のことは自分が一番理解しているという人もいます。
だから、軸を自分→他人→自分→他人というようにコロコロ変えてみて、多角的な視点で考えたり、想像したり、妄想したり、そんなことを繰り返していくうちに、自分の本当の望みや願いが何なのか、見えてくるのではないでしょうか。
幸せな結婚にはコツがあります。
これを読んで、自分がどんな未来を想像しているのか、結婚や婚活のことを少しでも冷静に見つめ、分析するきっかけになっていれば幸いです。
多くの先人たちが教えてくれたコツをうまく活用し、焦らず、そして楽しみながら婚活に励んでいただきたいです。
では今日はこの辺で。
今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。
武嶋 愛
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