【30日間チャレンジ】SNSにて”勝手に褒めてみる”投稿!31日目の途中経過

こんにちは。
12月は師走(しわす)と言われるだけあって、何かと忙しいですね。
私もバタバタしすぎて、コラムも4日ぶりです。

先日のコラムでも書きましたが、11月9日からインスタを活用して、自分の仲間を勝手に褒めてみる投稿をしています。
仕事のためとは言え、コラムを書いたりSNSを更新したり、自分の活動や想いを文字にすることが多いのですが、やっぱり思うところとしては
自分語りばかりのSNSに、みんな関心があるのだろうか
と。
そこで、ちょっと視点を変え、SNS上で自分の仲間を紹介しつつ、褒めています。しかも勝手に。


勝手に褒めるだけなので、その内容が合ってるかどうかとか他人の視点は気にせず、あくまでも主観で、自分から見た褒めポイントを書くだけ。
それでも、やっぱり色々な人の目に留まるので、表現には気を付けたり、私は良かれと思って書いても本人には傷をえぐられる思いがするようなことは書かない、などを留意しています。

30日チャレンジですが、今日で31日目。
褒めてみたのは88人。
やってみたら、面白い変化が次々に出てきているので、しばらく続けてみようと思っています。

褒める とは?

最初に前提から。
褒める、と一言で言っても、色々な内容や方法がありますので、私なりにこのようなルールを決めています。

1. 感謝の気持ちを持っている相手に対して、「いつもありがとう」と同等またはそれ以上の気持ちを示したい時

2. 好きなところや尊敬できる資質がある相手に対して、「あなたはすごいよね」と伝えたい時

3. 未来を考えた時に一緒に時間を共にしているだろうと考えられる相手に対して、目標を共有したい時

そして、これは全て私の主観です。
相手がどう思っているか、とか、私に対する感情(好きとか苦手とか)は気にしません。
ですが、人間の感情は基本的に両想いがほとんどだと信じているので、私がそう思っているということは、相手にも好かれているとポジティブに捉えています。
ポジティブに捉えていた方が幸せですからね…

そして、本来は褒めるという行為、直接本人に伝えたいところですが、誕生日でもない、何かのお祝いでもないのにいきなり私から直接そういう連絡が来ると、戸惑ったり、嬉しさ反面どうしてよいか分からないというのが素直な感情かと思います。
ですので、SNSを使って勝手に公開褒める投稿 という形を取りました。
メンションするので、否が応でも本人の目に入り、本人には私の想いは届きます。
でも、本人からのリアクションは気にしません。あくまでも私の勝手な主観、ですから。
ここがミソ。
相手の反応を気にしたり、何か見返りを求める行為は疲れますし、褒めるという行為において本質的な目的ではありません。

SNS投稿の主旨

これは2つあります。

1. 自分語りのSNSという世界で、目線を変えて他人語りをしたら何が起きるか見てみたい

2. 自分の表現力がどれだけ進化しているのかを試してみたい

一つ目は、冒頭にも書いた通り、色々と活動をしていく中で、自分語りをするたびに「読んでくれている人がいるのは嬉しいけど、そんなに私のことに興味なんて無いんだろうな」という思いが湧きあがってきて、発想を変えてみたところからでした。
婚活をしている人たちには、次から次にエールのような気持ちが出てくるので、それが届けば良いな、と思いつつ、ツールによって違う使い方をしてみても良いのでは、と思ったんです。
ですので、まずはインスタを活用して、実験をすることにしました。

二つ目は、昨年11月から続けている「言語化」の練習の成果を見てみる、ということです。
マーケターやコピーライターがやっているような、モノやコトの消費者価値を言葉で示すという勉強をしているので、であればヒトの価値も言語化してみよう!と思い立ったわけです。
人を褒めるといっても、どんな言葉で、どんな文章で表現するかは方法が無限にあります。
その練習の成果を勝手に自分で検証する、という目的です。

31日目の変化いろいろ

まず、健康面。
12月に入ってからイベント続きですごく忙しく、そして遊びまわっていたので、疲れが出てしまったのでしょうか。
娘がインフルエンザA型、夫が病名不詳だけど発熱&咳で、今週の我が家はリスケ、リスケの連続です。
が、私はどこもなんともなく、とっても元気です。
そして、どれだけお酒を飲んでも二日酔い知らず、そして外食続きでも体重の増減もなく、健康です。

12日目の変化でも書きましたが、やっぱり夜の睡眠が深いことが影響していると思います。
褒める行為と睡眠の関係性は、改めて研究したいと思います。

さらに、頭の中でポジティブな表現を繰り返し考えて、文字として書いているからなのか、いつも以上に前向きでエネルギッシュ。毎日本当に幸せです。

次に、仕事面。
11月に大きな仕事がひと段落したので、12月~1月は少し余裕があるなぁと思っていたら、新しいお仕事の依頼が来て、ワクワク楽しみが増えました。
ビジネスパーソンの教育に関わることができるのは、私のもう一つの魂職でもあると感じているので、こういう依頼は足元が震えるような緊張感と共に、胃の奥の方がアツ~くなります。よっしゃ~!!って感じで。

最後に、家族との向き合い方が改善している実感があります。
家族力メソッドのために私も色々な工夫をしながら、自分の親や夫、娘と向き合っておりますが、やっぱりどうしても難しいなぁと思う部分があって、そこについては私の永遠の課題でした。
対象は「母」です。実母ですね。

でも、自分のマインドが変わってきているからなのか、実母に対する様々な感情(思い込みもあるし、事実もある)が解消されてきていて、事実だけを冷静に捉えて、過去のことを整理できています。

過去に対するネガティブな感情が支配されているうちは、夢の中で、母と言い争ったり、置いてけぼりにされて泣きじゃくっている、ということがよくありました。
ただの夢です。
でも、そういう夢を見ては朝起きて、不快感に支配され、何度も思い出しては嫌な気持ちになる。
ただの夢に、自分が支配されている。

でも、この31日間の中で母との嫌な会話をする夢は一度も見ませんでした。
ネガティブな感情がだいぶ解消できているのかな、と思います。
やっぱり自分の感情や思考が変わると色々と現実が変わるということは、家族の中でもたくさん起きると思いますし、これが家族力の第一歩なんだなぁと改めて実感しています。

何故変化があるのか

褒める言葉にはどんな効果があるのか、を改めて共有いたします。

カリフォルニア大学バークレー校の名誉教授で、言語学者でもあるチャールズ・フィルモア
ほめ言葉は相手の心身にエネルギーを与える
心を込めて相手をほめると、疲れている肉体は壮健になり、落ち込んでいる精神は高揚し
すり減っている神経は回復し、不振に陥っている事業は活況を取り戻す

と記しています。
褒めるという行為自体が様々な結果をもたらすことは、様々な研究から立証されています。

ですが、日本人は一般的に褒めることが苦手だと言われていて、2018年2月の内閣府の調査で、子を持つ親のうち6割が「叱るよりほめる方がむずかしい」と答えたそうです。
確かに、日本人には謙遜の文化があるため、必然的に会話ややり取りの中でほめることを敬遠しがちですよね。

そして、身体の細胞が適切なサイクルで生まれ変わる新陳代謝の日数は、おおよそ30日間だそうです。
(肌は28~30日、心臓は22日、胃腸は3~7日)
褒め言葉は、言った本人の意識を変え、身体を変え、健康をもたらす、ということなんですね。

まとめ

褒めた相手との人間関係がどう変化しているか、という点と、文章の表現力を試すという目的については、おそらく少し成果が見えているかな、と思います。
何故ならば、感謝のメッセージがたくさん届いているから。

そして、健康面、仕事面、家族との向き合い方で次々に変化が起きている!
これが今の手ごたえです。

本当に強く思うのは、日常的にどんな言葉を使うかがとても重要だということ。
仕事では気を付けていても、家族の中だとつい指摘や説教が多くなってしまいがちなので、どんな言葉を相手に伝えるか、そしてどんなトーンやニュアンスで相手に伝えるか、という「言葉の使い方」がとてもとても重要だなぁと感じます。
だから、あえて意識的に前向きな言葉を使うクセをつけるように訓練するというのは意義深いこと。日々、実験と学びを繰り返しながら、引き続き勝手に褒め続けてみようと思います。

今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
主宰 武嶋愛

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