おはようございます。
先週末は大学時代からの親友の家にお泊りをしてきました。
8人で自宅近くの温泉に行き、その帰りにお寿司を買って帰り、家で宴会。旦那さんや子ども達が寝てからも私達女3人はずっと語り続け、気が付いたら朝4時!!
さすがに子ども達が起きてくる前に寝ようと布団に入り、2時間寝たところで娘に起こされ、そのまま海へ朝散歩。
茅ヶ崎に住んでいるので、この景色が日常です。
天気が良く、この景色を堪能しながら、子ども達が海で遊ぶのをしばらく見ていました。
暖かくて幸せ~と思っていたら、明日から急に寒くなるようですね。いよいよ冬の本格到来でしょうか。
さて、今日は27年来の親友たちと話をしていて、主な話題となっていた
この歳(46歳)になると、やりたいこととやりたくないことのスイッチが動かない。
やりたいけど飛び込めないし、やりたくないのにやり続けている。
ということについて考えてみたいと思います。
挑戦ができなくなる理由とは
18歳で出逢った頃と比べると、若さゆえの未熟さや明るさが落ち着きを見せ、それなりの人生を重ねてきたから分かる機微みたいなものがたくさん備わって、落ち着いた女性としての会話が楽しめます。
でも、その代償として、自分一人の人生ではない感がひしひしと出ており、自由な発想や挑戦する気持ちはどこかに置いてきたような寂しさも感じます。
何故、年を重ねると、やりたいことができなくなり、やりたくないことを続けているのか。
理由はいくつもありますし、どれも正解や不正解ということもなくて、自分に当てはまりそうなところを読んでみてください。
1.将来への不安があるから
親友Sは、自分の子どもとの時間を増やしたいから仕事を辞めようか変えようか、で悩んでいます。
でも、将来の子ども達への貯蓄を増やしたいからというお金の不安や、今仕事を辞めて社会とのつながりが無くなったら健康じゃなくなるかもという健康面の不安で、もう4年も決断できていません。
子どもの成長はあっという間だよ!今一緒に過ごさないで、いつ過ごすの?
という私の言葉にも
分かってはいる。でも不安がつきまとって、結局決断できないと話していました。
2.自分という一人称ではなく、家族という三人称で物事を判断するから
親友Kは、仕事をする傍ら、15年以上続けている趣味で師範となりました。
実家に住んで、親の面倒を見ながら、仕事も趣味も邁進する中で、親元を離れて自分の趣味に没頭してしまうと母親が寂しがるから、という理由で、プロの道を目指すことは今考えていないと言います。
でも、自分の才能も、好きという好奇心も、自分が一番分かっていて、このはざまで悩んでいます。
私はやりたい、でも親が居るから今はまだできないとのこと。
Kの才能は私達も周囲も良く分かるけど、親が一番分かっているんだから喜んでくれるんじゃない?
という私の言葉に
ん~でも家を出るって言った時のお母さんの悲しそうな顔を思い出すとねぇ…と話していました。
3.失敗が怖いから
何かをやるときには、失敗はつきものかもしれません。
でも、私はビジネスを通して、前職時代の上司から言われていた言葉のとおりだと考えています。
それは
失敗か成功ではなく、成功か大成功しかない。
だから、やってみる。そして続けてみる。そうすれば、失敗は来ない。
失敗はあきらめた時だけ。
というもの。
人間は思考も感情も持つ生き物です。ですから、感情で「やりたい!」と思っても、思考が「うまくいかなかったらどうしよう」と動きをセーブすることは、当然の作用だと思います。
ただし、原理原則を考えて見れば、失敗は成功の基ともあるように、失敗はあきらめた時にしか来ないはず。
それなのに、うまくいかなかった時の自分を想像して、それを体験する位なら、挑戦自体をやめておこうとなってしまうんですね。
挑戦ができない背景にあるもの
上記の理由3つ、私もとても共感できます。
人間だから、そんな自分勝手に自分のことだけを考えて、好きなように行動できないですよね。
分かります!!!
でもね、もったいない。
時間は有限だし、戻せません。
挑戦ができない背景にあるのは、結局 今を見ていないから なんだと思います。
思考が今ではなく、未来へ行ったり、過去を遡ったりして、今に対する最適な判断力を見失ってしまう。
そして、起きてもない未来を心配し、行動を止めてしまう。
そんな繰り返しによって、挑戦しないことが日常になってしまう、ということ。
ココで一つ、ご紹介↓
人生で後悔していることランキング(アメリカ)の結果から分かること
何度もこのコラムに登場していますが、こんなアンケートがあるのをご存じですか?
かなり前に、アメリカの90歳以上のご老人を対象に「人生でもっとこうすれば良かったと後悔することは何ですか?」というアンケートを取ったそうです。
アメリカ人と言えばとてもアグレッシブですし、90歳以上なのでもう何でもやりつくし、もう後悔などないのでは?と思った記憶がありますが、そのアンケート結果に衝撃を覚えました。
細かいことは忘れてしまいましたが、1位の回答は圧倒的な数で
もっとチャレンジすれば良かった だったそうです。
もうこれからの余生は穏やかにゆっくりと・・・と考えそうなお年頃なのに、そうではなくて、もっとチャレンジしておけば良かったと考えるだなんて、さすがアメリカ人!!
いやいや、そうじゃなくて、どこの国とか関係なく、年を重ねるごとにどんどん臆病になっていくのが人間なので、自分も年を重ねるとどんどんチャレンジしなくなっていくのかなぁと、その時はどこか他人事として捉えていた気がします。
46歳になった今、このアンケートを思い出すたびに、私は挑戦続きの人生だったから悔いなし!と言えるようにしたいと考え、目の前のことには積極的にやろうとしていますが、まだまだ足りません。
もっともっと今という時間を大切に出来るようになると、未来への不安が無くなり、過去に引きずられることなく、最適な判断が出来るようになるのかな、と思います。
まとめ
前にもコラムで同じようなことを書きました。
「このままの人生で、後悔はありませんか?」
「人生100年時代です。他に挑戦してみたいことはありませんか?」
と問うてみて、少しでも回答に躊躇があるようだったら、今一度立ち止まって、挑戦をしてほしいです。
そして、親友たちには私からエールを送り続け、2人がそれぞれ自分の人生を謳歌できるよう、引き続き見守っていきたいと思います。
人の命は有限です。
そして、健康で自由に動き回れる時間も有限です。
後悔なきよう、今を一生懸命に生きる!
そして、周囲の人を大切に、自分を大切に、生きていきたいですね。
ということで、今日はこの辺で。
今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。
主宰 武嶋愛
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