昭和時代の結婚と、令和の今の結婚では、必要とされる価値観が大きく変化してきているなと感じます。
小さいころに自分の親を見ていて「こんな家族を作りたい」と思っていた理想像と、今現在自分自身が作り上げている家庭像は実際に全くちがうものなので、頭で考える理想と、実態として作り上げているものの大幅なズレを客観的に比較してみたところ、今の時代に必要とされる「夫婦のありかた」をアップデートしておかなければいけないんだと思います。
そこで、おそらく多くの人が勘違いをしている、今の時代に必要とされる夫婦のあり方を考えていきたいと思います。
旧時代と新時代を比較してみよう
1.
妻は我慢や忍耐ができる人が求められている
→ 妻は奔放で、自由であって良い
【解説】旧時代は男は外で、女は家で、というようにそれぞれの持ち場・役割がありました。新時代は持ち場ではなく男女ともにマルチタスクでまわさないといけません。家の中でじっと夫を待ち、我慢と忍耐のもとで夫を支える子を育てるだけの役割は不要。女だって妻だって、好きなことをやって、自由に奔放に生きて良いんです。
2.
夫は外で戦い、家で癒してくれる妻を持つ
→ 夫も妻も外で戦う分、家ではお互いを癒し合う
【解説】女性の社会進出や、日本経済の低迷など外的要因が重なり、男は強く戦い、女は優しく癒すという概念は旧時代のものとなっています。男だから、女だからという性差を持たず、結婚は「互いに寄り添い、協力し、喜びを倍に、悲しみを半分にするために同じ目標を持ったチームである」という新しい概念のもと、家の中では戦わない姿勢を持つと、結婚生活はうまくいきやすいです。
3.
同じ価値観を持つ相手を探そう
→ 違う価値観をいかに楽しむか
【解説】はっきり言って、同じ価値観を持っている他人なんて、ほとんど居ません。というより、違う価値観を認め合うことの方がよほど簡単!まれに、同じ価値観を持った人と出逢うことがありますが、違う価値観を認め合う方法を知らなければ、価値観がズレた時の修復ができず、いずれ結婚生活は不和が伴います。であれば、最初から「他人とは価値観が違って当たり前」と認識し、そのズレを認め合い、楽しめると結婚生活は安泰です。
4.
家事も育児も完璧な方が満足度は高い
→ 不十分を補い合うのが結婚の醍醐味
【解説】結婚をすると、最初は相手のことを慮ってやっていたことが、月日が経つとそれが自分のルーティンになり、いずれ「こうあるべき」という縛りとなってしまうことがあります。これは相手のためではなく自分のためにやっていること。この縛りは相手を苦しめるだけのものになって、家庭が窮屈に感じるきっかけになりがちです。不完全でも良し、不十分でも良し、家族にとって居心地の良いルーティンだけを選択できると、結婚生活はうまくいきます。
結婚生活を成功させるには
これがまさに、当社が提唱している夫婦リスキリングです。
古い考え方を持ったまま結婚生活を送っている多くの夫婦を見ていて、「このままじゃ、会社に捨てられる前に、家族に捨てられちゃうんじゃ…」と危機感を持ったのをきっかけに、ビジネスマン向けにリスキリング研修が実施されているのと合わせて、結婚生活を立て直すための「夫婦リスキリング」という当社オリジナルのメソッドを開発しております。
男と女は、宇宙人と地球人くらい、違う生き物です。
同じ人間ではありますが、共通点は、顔があって胴体があって、足があって、洋服を着て外出して、食べて寝て、くらいなんじゃないかと思うほど、異なる生物だと考えていた方が良い。
そんな異なる生物がずーっと一緒に生活をするのですから、何も努力しなければ、結婚生活って苦労続きです。この違いを理解し、認め、楽しむことができるのが、夫婦リスキリングです。
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