結婚して1年で[夫の幼児化]と[妻のオニババ化]が新婚夫婦を襲う!?夫婦の程よい距離感の作り方

毎日暑い日が続きますが、皆さまお元気でしょうか。
スーパーに行って夏野菜がてんこ盛りで売られているのを見ると、おひさまのエネルギーを感じます。
栄養たっぷりの夏野菜をたくさん食べて、この暑い夏を乗り切りましょう🌞

さて、先日知り合った年上の男性がこんなことを言っていました。

うちの妻が怖くて…
今更だけど、優しくなってくれる魔法とかって、無いですか??

話を聞いてみると、結婚生活はすでに20年以上経過しているとのことですが、付き合っていた時は優しかったのに、結婚してすぐ奥様の怖さが発揮されてきて、数年経ったら手が付けられないほどの怖さになっており、今では何を話しても喧嘩腰で、常に怖い!!とのこと。

私は彼に聞いてみました。

こんな心当たり、あなたにありますか?
結婚してからも、家をしばらく空けて、趣味に没頭したりとか、友達と遊びに行っちゃったとか。
または、家のスケジュールについては、あなたが優先で、奥様の希望は聞いていないとか。

そうしたら彼が

はいはい!!その通りです!!
今はそうでもないけど、昔は
仕事と友達が優先でしたねぇ。

と言うのです。

それって、いわゆる「夫の幼児化」と「妻のオニババ化」現象なんですよ。
今更お二人に効く魔法なんてものはないですねぇ。
心を入れ替えて、奥様を優先に生活するしか、方法は無いです。

と答えました。

彼は、がっくり肩を落として、残念そうにしていました。

ということで、今日のテーマは
これから結婚する人に知っておいて欲しい!
結婚しても「夫の幼児化」と「妻のオニババ化」現象が新婚夫婦を襲わないよう
夫婦の程よい距離感の作り方、伝授します!

です。

まだ結婚していない人に知っておいて欲しい3つの真実

私達aisaito(アイサイト)は、結婚したい人のお手伝いをする相談所です。

ですが!!!
絶対に結婚した方が良いよ!と言っているわけではありません。

なぜなら…
結婚は、
①正しい理解をして、
②正しい相手を探して、
③正しい生活をしなければ、

絶対に楽しくないし、幸せにはならないからです。

では、知っておいて欲しい3つの真実とは何なのか?

①男と女は天と地ほど、地球人と宇宙人ほど異なるということを知るべし
②お互いの違いを認めることができる最良の相性の人を選ぶべし
③男と女でもうまくいく正しいコミュニケーションを心がけるべし

です。

この3つを守ることが、幸せな結婚に繋がる道であり、これを実現したい人のお手伝いをすることが、私達aisaito(アイサイト)の使命なのです。
逆に、これを知らないで結婚をしたいと言っている人がいたら、真っ先に止めます!
だって、これを知らないで結婚をすることほど、危険な選択は無いですから!!!

正しい理解をしながら幸せな結婚をしたい人は是非こちらからご連絡くださいね。

では本題にいきましょう!

男と女は、天と地ほどの違いがあることを理解すべし

まずはこれ。
ジェンダーレスの時代ではありますが、生物学的には、雄と雌、つまり男と女という2つの生き物が共存しているのが現在の地球です。

共存する中で、惹かれ合い、愛し合い、パートナーシップができあがります。
それが結婚という制度です。

人間という生き物としては、同じかもしれません。
が、男と女は、全く別の生き物であり、異なる性質のみを持っていると言っても過言ではありません。
ですので、まずは正しく共存するためにも、相手への正しい理解が必要です。

では、思いつく限り、羅列してみましょう!!

to doのカウント方法

男:大きさによってポイント数が異なり、仕事は70、家族サービスは20、ゴミ捨てや掃除は1となる
女:すべての業務が1であり、積みあがっていく

不満の溜め方

男:1、1+1→5、5+5→30 変化し、大きいものだけが残っていく
女:1、1、1、1、1、1、1、1、1、1… すべてが残り、消えもしない

伝え方

男:大きいもの1つだけ
女:小さいものから1つずつ全て

人生の優先順位

男:1位自分 2位仕事 3位自由 4位家族 のように何があっても変わらない
女:ライフイベントに応じて変化する

求めるもの(心理的欲求)

男:信頼、尊敬、頼られているという安心感、自己顕示欲
女:心配、共感、寄り添い、共有している安心感

会話

男:量<質
女:量>質

気持ちの切り替え

男:自分のペースで、遅い
女:周りに適応しながら、早い

記憶

男:過去=終わったこととして忘れる
女:記憶を司る海馬が大きいので過去の物事と感情をセットで保持

仲間意識

男:縦社会を守る
女:輪を守る

欲しい評価

男:自分が高く評価されたい
女:相手に喜ばれたい

まだまだあります…
挙げようと思えば、あと数百はあるかな。

そして、一概にこれに限らない項目もありますので、全ての男がこうで、女がこうと断定しているわけではありません。

ですが、生物学的な違いや、性別的な違いを挙げてみると、いかに男と女がまったく異なるかということがお分かりいただけるかと思います。

詳しい説明はまた後々いたしますが、これだけ違うということを理解しておくのとそうでないのでは、相手に求めるものも変わってきますし、対応力も変わってきます。

ですので、まずは男と女は天と地ほど、地球人と宇宙人ほど異なるということを知っておいていただきたいです。

結婚相手には、お互いの違いを認めることができる最良の相性の人を選ぶべし

今、日本では、20代で「結婚を望まない」とする若者の比率が増えていると言われています。
ネットを見ると様々な調査結果が出てきますが、理由の一位はたいてい
時間やお金を自由に使いたいから
とあります。
ネットで調べるだけでも相当数のアンケート結果が出てきますが、上位はたいていこれですね。

つまり、【 結婚=我慢や制限 】という構図ができてしまっているから、若者たちの結婚に対する意欲が低下してしまうし、この我慢や制限をとりはずす画期的な方法が認知されていないから、既婚者たちは結婚生活に悩んでいるのではないか、と思うのです。

でも、婚活の時の視点を「50年後も仲良しでいられる相手なのか」に持っていくと、相手の選択肢が変わってきたり、自分の立ち居振る舞いが変わってきます。

そしてそういう視点で結婚相手を選ぶと、結果的には、結婚生活の中で我慢や制限を感じることが少なくなり、自分の人生と、家族の人生の両方を、両輪で楽しめるようになるのです。

つまり、相手と自分の違いがあって当たり前、違いを認めることができて、その違いを楽しみながら自分らしさを発揮できる相手を探すことが、楽しい生活を送る秘訣です。

例えば、私達夫婦の場合。
私達はとにかく話をします。何かをしよう!となった時に、
何故それをやりたいのか。
その先に何がつかめそうなのか。
そのために何か犠牲になりそうなものはあるのか。
やるか、やらないか、どっちが後悔しそうか。
結論、どちらに決めるのか。

勝手に1人では決めません。
そして、相手の意見を否定せず、ひたすら言葉の意味を探りながら、対話します。
結論は2人で出します。

それはなぜかというと、合意形成をしておくと、2人の想いとして、自主的に、また主体的に、気持ちも身体も動けるようになるからです。

これをやらないと、危険な未来が待っていることは過去コラムでも書きましたので、是非ご覧ください。
「こんな夫婦の81%は離婚している!」心理学者が明かした、将来離婚する夫婦に共通するサインとは?

話を戻しますが、意見は異なるけれども常に合意して、夫婦のことや家族のことを決めているので、【 結婚=我慢や制限 】という構図は、私達には皆無です。
だから、結婚生活を8年以上送っていても、大変だなぁとか辛いなぁと感じたことがありません。

我慢や制限のない結婚生活とは、お金や時間ではなく、生き方、つまり何を選び、どうやって生きるかで決まるからです。

結婚をすると、人生の歩み方は「私は」という一人称から、「私たちは」という三人称に変わります。
今までは「私はこう思う」「私はこうしたい」という一人称で語れていたものが、結婚をすると自分の気持ちは一旦置いといて、「相手がこう思っているから」「相手がこうしたいと言っているから」を念頭に「私たちはこうする」が主軸になります。

ですので、自分が本当にどうしたいのか?が主張しづらくなったり、まずは目先の優先順位が高いものを選ばざるを得ない、となります。

でも、本当は違うんです。
人生は有限だから、やりたいことや欲しいものは自分でいくらでも選んで良い。
相手がそれを認めて、応援してくれる限り。
つまり、結婚相手と自分の価値観の合わせ方次第で、生き方を決められます。

だからこそ、自分が大切にしたい生き方を理解してくれる相手であれば、我慢や制限は無用です。
逆に、理解し合えないと、一瞬はどんなに愛し合っても、その先は破綻が見えています。

お互いの違いを認めることができる最良の相性の人を選ぶべし、ですよ。

男と女の正しいコミュニケーションとは?

冒頭に出てきた年上の男性が言っていた言葉、
うちの妻が怖くて…
というもの。

これってまるで、妻が母に化け、夫が子に化け、夫婦ではなく親子の説教になっているようなイメージです。
まさに今日のテーマである、夫の幼児化と妻のオニババ化。

これを防ぎたいのであれば、妻はオニババの仮面を捨てて、常に優しい女を演じれば良いわけですが、そんなことは100%不可能です。
それをやろうとすると、妻は途端にストレスを溜め、我慢の連続になりますから。

そして、夫の幼児化を止めようとすることも、これまた不可能です。
相手を変えようとしても、相手の意思で変わろうと思わなければ、絶対に人は変わりません。

ですので、相手を理解することに努めてください。

そして、相手が受け止めやすい言葉を使うようにしてみてください。

いつもの話し方ではなく、相手がどういう情報を欲しがっているのかをきちんと理解して、一言目を投げかけてみましょう。

以下、6タイプ別に分けてみますので、どれが一番近いかなぁと想像しながら読んでみてください。

①事実やデータを論理的に考えるタイプ

目の前に起きている事実や、積み上げてきた実績、など定量的な数値を論理的に考え、重視する人は、曖昧を嫌い、感覚よりも理屈を好みます。
どんな感情でいるかを表現することが苦手です。

こういうタイプには、
事実を伝える
・実績や成果を褒める
・論理的で建設的な話し合いをする
・感情はフラットに話す

ことがおススメです。

②自分の主義や価値観、大義を重んじるタイプ

事実よりも自分の主義・主張に素直に行動をし、「~あるべき」という自分なりの大義名分が行動の根底にある人は、成果よりも過程やその姿勢を評価されることを好みます。
時には情熱的に、時には冷静に、喜怒哀楽を使い分け、自分の主義主張を表現します。

こういうタイプには、
・姿勢や生き方を認める
・尊敬している箇所を褒める
・時には熱く、時には冷静に話す
・相手の主張を最後まで聴く

ことがおススメです。

③人の考えや心情に寄り添うタイプ

事実や自分の信条よりも、周りの人の考えや心情を重んじることができ、人の喜ぶ顔や感謝の言葉が最高のエネルギーになる人は、無条件で存在価値を評価されることを好みます。
物腰が柔らかく、懇切丁寧なやり取りを好みます。

こういうタイプには、
・居てくれるだけで感謝する
・努力を褒める
・優しい口調で穏やかに話し合いをする
・こまめに感謝の言葉(ありがとう、~のおかげで)を伝える

ことがおススメです。

④自分の頭の中や心の中に独特の世界観を拡げるタイプ

口数が少なく、会話の中に間があり、物静かではあるけれど、いつも何かを考えていたり、自分の中に独特な世界を持つ人は、パーソナルスペースを広く持ち、一人時間を持つことを好みます。
何を考えているか、他人から見ても分かりません。

こういうタイプには、
・定期的に一人の時間を持たせてあげる
・相手の引き出しの多さに興味を寄せる
・話をしてくるまで待ち、強制をしない
・家族といえど距離感は保つ

ことがおススメです。

⑤面白さやワクワクを重視するタイプ

事実や価値観よりも、「面白いかどうか」や「ワクワクできるか」が何かを決める際は重要で、いつも楽しいことを探したい人は、自由な発想を尊重され、縛られない生き方を好みます。
よく身体が動いていたり、自分なりのおしゃれを楽しみます。

こういうタイプには、
・楽しいこと、ワクワクする時間を作る
・一緒に楽しむ
・真剣な話し合いより、和気藹々な空気感を作る
・自由を制限しない

ことがおススメです。

⑥行動あるのみ!道を切り開き、背中で自分を語るタイプ

考えているうちにすぐに行動し、何に対しても果敢に挑戦したり、常に目標や夢を持って行動し続ける人は、理屈や長い説明を嫌い、効率的で能動的な行動を好みます。
常に刺激的なことを探し、主体的に意欲的に動いています。

こういうタイプには、
・夢や目標を共有する
・健康第一、行動できる土台作り
・自由闊達で積極的な会話をひろげる
・結論から伝え、簡潔に話す

ことがおススメです。

タイプに分けてみると、これとこれ、どっちだろ?と迷うことがありますが、その場合はどちらのタイプも試してみてください。

人間をタイプ分けする場合、完全に1つだけということは無く、どの要素も少しずつ入っていると考える方が健全です。
(色々な影響を受けて、一人の人間が出来上がっているからです)

どちらにせよ、相手が欲しい言葉をかけることで、自分の言葉も聞いてくれるようになりますよ。

最後に

元は、他人の2人です。
相手に期待しすぎず、依存しすぎず、あてにしすぎず、自分は自分、相手は相手と割り切って考えるべきなのが本来の結婚です。

が、結婚をするとどうしても期待してしまい、依存して、あてにして、自分と相手の境界線を越えようとしてしまうもの。

せっかく結婚した2人が、未来永劫仲良くいられるようにするには、元は他人であるという割り切りと、程よい距離感と、適切なコミュニケーションが必要です。
この言葉が、世の中の新婚さんやこれから結婚をする人たちに届きますように。

ということで、今日も長文をお読みいただきありがとうございました。


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