キャリア、子ども、夫婦関係…一体どれを優先させれば女の満足度、幸福度は高まるのだろう?

おはようございます。
今朝は朝陽が見え、窓を開けると爽快な風も吹いていて、ようやく天気が回復してきましたね。
しばらくまた暑い日が続きそうです。
梅雨に入る前にピクニックに行きたい気分です。

さて、今日のテーマは
女の満足度や幸福度について考えてみたいと思います。

最近新しくできた友人がいます。
昨日は彼女とランチをしていたのですが、彼女がこう言っていました。

私は仕事をずっとやるつもりだったから、結婚もするつもりはなかったし、子どももいらないと考えていた と。

でも今は、素敵な旦那さんと可愛い息子君に囲まれて、仕事も充実していて、とても幸せだと言います。

何か一つを追っていたはずなのに、別のものが横から入ってきて、それを手にした瞬間に、先ほど追っていたものも手に入っていた、という感じでしょうか。

もう一人、昔から親しく付き合っている友人の話。

大学を卒業して、就職したものの、数年で結婚をした彼女。
仕事を辞め、子どもに恵まれ、しばらくは専業主婦として育児を楽しんでいました。
子どもが小さくて身動きが取れない彼女と、仕事しかしていなかった私が逢うのは、もっぱら土曜日の昼、彼女の家で。

子ども達が大きくなり、彼女は就職しました。
そして、ブランクなんて関係ない!と言わんばかりの出世をし、今や重要な任務を負う巨大なプロジェクトの責任者をしています。

人生の中で順序良く欲しいものを定めて、そして一つのことに集中して確実に獲物を手にしている、という感じです。

どちらの友人も、順序や方法は違えど、自分がやりたいことに猪突猛進で行動できる、素敵な人です。
でも、世間的には
キャリア、子ども、夫婦関係…
一体どれを優先させれば女の満足度、幸福度は高まるのだろう?
女の生き方って何だろう?

というテーマに溢れていて、この答えを断言して言ってくれる人は多くありません。

ということで、今日はこんなことを考えてみたいと思います。
(あくまでもaisaitoコラムとしての意見・価値観です)

満足度や幸福度ってどうやったら上がるのか

まず考えたいのは、
キャリアにしろ、育児にしろ、夫婦関係にしろ、何をもって◎とするのか、△とするのか、×とするのかは個人によって大きく異なるということ。

つまり、
Aさんにとっては、誰もが知る大手企業で役職者として働くことが◎だけど、
Bさんにとっては、ベンチャー企業で新規プロジェクトを立ち上げ、自分のアイデアで事業を動かしていくことが◎である。
というように、どんな内容を追い求めたいのかは人によって全く違います。

ですので、キャリアを手にすれば満足度が上がるよ!とか、夫婦関係が良くなれば幸福度が上がるよ!というように、一言で回答することは、ほぼ不可能だと思います。

では、どうやって満足度や幸福度を上げることができるのか??

この答え、aisaitoとしては
自分で選ぶ
が正解なんじゃないかなぁと思います。

自分で選んだ道を、自分で手にできるように邁進し、結果的に手に入った時、ドーパミンがドバドバ分泌されて、ようやく満足をしたり、幸福感を得たりするのではないでしょうか。

上記2人の友人女性は、どれも自分で選んだ道。
だから、とっても満足している様子です。

専業主婦をしていた友人と、仕事しかしていなかった私の会話を思い返すと
「子どもって可愛いよぉ。愛の子どももできたら、みんなで遊ばせたいね!」
「この前、出張でバリに行ったから、ハイこれお土産」
こんな感じで、自分の現状は話していましたが、決して相手の持っているものをうらやんだりしません。

もし、ないものねだりをして
「私は育児に追われてどこにも行けない。愛はいいなぁ」
とか
「いつになったらゆっくり過ごせるんだろ。専業主婦がうらやましいよ」
という会話をしていたとしたら、これは自分の人生を楽しんでいない証拠です。

だから、自分で選んだ道を、自分で手にできるように邁進し、手に入れることがとっても大事。

でも、女性にとって、これが実はとっても難しい!!!!!

何故なら、
ライフイベントごとに生き方を変えなければいけないタイミングが都度来るから!
※妊娠、出産、育児、更年期、閉経など女性のココロとカラダはめまぐるしく変化をしています

そして、世間の風潮や男女間の無言の圧力などもあって、全てを自分で決めずらいから!
※夫の転勤に家族が付いていくことはあっても、妻の転勤に家族が付いていくことはあまり聞かないですよね

こんな風に、女性が自分の意思で、「コレしたい!」と思い立ち、行動に出ることは、実はあまり歓迎されていない世の中でもあったりするので、男性に比べて女性の満足度や幸福度が上がりづらいという現状があるんじゃないかなぁ~と思うのです。

だからこそ、小さなことでも良いから、自分でまず何かを選んでみて、それを手にするために努力してみる!ということが大事だと思います。

何を選び、どうやって行動するのか

では次に、自分で選べることって何なのか。
そして、それを手にするためにどのように行動するのか。
ということを考えてみたいと思います。

ここには、とっても基本的なことが含まれるのですが、つい忘れがちなので、改めて確認していただきたいです。

まず、キャリアや子どもや夫婦関係など、これらは全て自分の外側にあるものです。
そして、先ほども書いた通り、人によって異なるものですし、ライフイベントに応じて価値観も変化する可能性があるので、絶対的なものではありません。

だから、こういうものを自分で選ぶことが大事なのではない、ということ。

では、何を選ぶ??

それは

自分は幸せに生きると決める

自分の選択はいつも正しいと決める

ということです。

一つずつ解説していきます。

自分は幸せに生きると決める

最初の選択は、自分は幸せに生きる!です。

これって、選択することなの?と思った人。
もう一つの選択肢は、自分は不幸になる!ですよ。
どっちが良いですか??

答えは明白ですよね。
そうです。
自分は幸せに生きる!自分は幸せになる!
こっちを選びましょう。

まず、心に決めてください。
自分は幸せに生きる!と。

幸せに生きる!と決めると、目の前に何が起きても、ちょっと俯瞰して見られるようになります。

例えば、夫が機嫌が悪い時。
今までなら、夫が朝食を取りながら無言で携帯を見つめていて、何も会話がなく、なんか不機嫌そうな夫に対して
「ねぇ、いただきますくらい、言ったらどう??」と妻も少し戦闘モードで余計な一言を言っちゃうなんてこと、あったかもしれません。

それが、幸せに生きる!と決めると、目の前の不機嫌そうな夫をじーっと見つめて
(どうしたんだろ。あんまり眠れなかったのかな。仕事のこと考えてるのかな。)
というようにちょっと俯瞰して観察したり、余計な一言を言わずに済んだりして、無用な言い争いを避けることができたりします。

それ以外でも、電車で足を踏まれた時。
今までなら、「痛っ!!」と相手をにらんでしまっていたかもしれません。

それが、幸せに生きる!と決めると、混雑している電車の中なので
(混んでるんだから仕方ないよなぁ)
と自分の中で処理できるようになったりします。

これって何が起きているかというと
感情の起伏の原因やきっかけを自分でコントロールできるようになっている
ってことなんです。

自分以外の影響を受けすぎないように、自分で自分を保つことができる状態、です。

だって、決めていますから。
自分は幸せに生きる!と。

夫の言い方がどうだから自分もイラっとする、とか、子どもがやるべきことをやらないからすぐ叱ってしまう、ではなく
夫の言い方がどうであれ、自分の言い方は通常通り、子どもがやるべきことをやらなくても、自分はそれを見守るだけに徹する、といった具合に
自分以外の状況を、自分の感情や表現に持ち込まないということができるようになるのです。

これだけで、日々のちょっとしたイライラや、些細なことに対する不安が生まれにくくなり、満足度や幸福度が上がりやすくなりますよ。

自分の選択はいつも正しいと決める

もう一つの選択は、自分の選択はいつも正しいと決めるです。

これも選択することなの?と思った人。
もう一つの選択肢は、自分が選択したことはいつも間違い…ですよ。
どっちが良いですか??

答えは明白ですよね。
そうです。
自分の選択はいつも正しいと決める!
こっちを選びましょう。

まず、心に決めてください。
自分の選択はいつも正しいと決める!と。

自分の選択はいつも正しい!と決めると、人と比べなくなったり、自分の過去を憂いたり、未来を心配しなくなったりします。

例えば、SNSで一見華々しい生活をしている友人の投稿を見た時。
今までなら、(私もこんなきれいなレストランで食事をしてみたい)と感じたり、(仕事を辞めて専業主婦にならなければ、もう少し裕福になっていたのかも)
なんて感じていたかもしれません。

それが、自分の選択はいつも正しい!と決めると、友人は友人、自分は自分、と分けて考えられるようになり、「素敵なレストランだなぁ。でもま、うちの近くの中華料理屋の天津飯もすっごく美味しいけどね!よし、今日は天津飯を作ってみよう!」というように、自分の今の境遇を受け容れ、楽しめるようになります。

これって何が起きているかというと
幸福は比較論ではなく自分にとっての絶対的な何かで決まると理解できるようになっている
ってことなんです。

友人にとっては素敵なレストランが◎だけど、自分にとっては天津飯が大好物だ、と自分の意見や感覚を認められるようになった。
だって、決めていますから。
自分の選択はいつも正しい!と。

こんな風に、自分で選ぶことはたった二つ。

自分は幸せに生きると決める

自分の選択はいつも正しいと決める

ですよ。

これをやると、今日のテーマである
キャリア、子ども、夫婦関係…
一体どれを優先させれば女の満足度、幸福度は高まるのだろう?
女の生き方って何だろう?

の答えは、

自分で選んだこの人生だから、何をしていても満足度も幸福度も高くなる!
となるでしょう。

具体的にやってみよう

心に決める!自分で選ぶ!だけで本当に満足度や幸福度が上がるの?と思うかもしれません。
ここからは、具体的に何をやれば、心に決めたり、自分で選べるようになるのか、という行動プランについて書いておきます。
これにはいくつも方法がありますが、効果の高そうな3つを挙げてみます。

自分接待をきちんとする

これは言い換えると、自分を大切にする、とも言えます。
心理学では、人間の欲求は、身体が欲する「生理的欲求」と、心が欲する「心理的欲求」の二つがあり、このどちらも満たされて初めて、家族や身近にいる誰かを大切にでき、そして、自分、家族や誰かを幸せにすることができると考えられています。
つまり、まずは自分の心や体を労り、自身のパフォーマンスを維持することがとても重要!ということなんです。

例えば
朝は太陽を浴びて、大好きな紅茶を飲み、深呼吸をする。
お気に入りのクッションを抱きながら、ネトフリで恋愛ドラマを見て、涙を流す。
数ヶ月に一度はお気に入りのレストランで夫婦だけの時間を過ごす。

などなど、自分が大切にしている習慣を欠かさず、自分を良い状態に保つ、ということをやってみましょう。

家族時間と自分時間のバランスを保つ

どんなに大切な家族でも、たまには一人時間も必要。
何も考えない、何もアウトプットしない、そうやって、普段はベッタリな家族と少し離れる時間を作ることによって、自分が何者でもないただの一人の人間であることを思い出す作業というのをしてみましょう。

というのも、人間にはパーソナルスペースが存在します。
これは、他者が自分に近付いても不快に感じない限界範囲のことで、目には見えない自分の感覚としての空間をいいます。
ある意味、心理的な縄張りのようなものです。

動物が自分の縄張りを侵されると警戒し威嚇するように、人間も防衛本能により自分の縄張りに侵入されると不快感を覚えます。

家にいて大切な家族と一緒に過ごしているのに、なんだか休まらないなぁと感じるのは、パーソナルスペースがあるからです。

ですので、少し離れて自分時間を持つことが、自分を正常に保つことにも繋がるということなんですね。

もし小さな赤ちゃんが居て、一人になることが難しい!というお母さんが居たら、是非民間の施設なども活用し、2時間でも3時間でも一人になることを心からおススメします。
乳幼児期の子を育てる女性ほど、自分を大切にすることができなくなっている昨今ですから。

目標や夢を常に持ってみる

3つ目はこれです。

Law of Attraction、つまり引き寄せの法則にもある通り、人間は望む、望まないにかかわらず、病気だと思えば病気になり、元気だと思えば元気になります。
太っていると思えば太り、痩せていると思えば痩せます。
ですので、当たり前に感じている「ワクワク」という未来に対する期待は、そのまま今の自分をワクワクさせ、目標や夢が叶いやすい現実を作ります。

さらに、人間の脳は、好きなことをしたほうが活性化します。
好きなことは、集中力が上がり、記憶に残り、理解が深まり、疲れを感じずに動けるのはこのためです。
それを当たり前にやっている時の方が、自分を保ちやすいので、是非一つくらいは夢を持ちましょう。

最後に

私たちなりの解釈と方法論を書いてみましたが、人の心は揺らぎやすいもの。
もし自信が無くなったり、分からなくなったら、身近にいる心を許せる友人や親族に話をして、自分を大切に生きていただきたいです。

もしそういう人が居ない、という場合は是非専門家を頼ってみましょう。

ということで、今日はこの辺で。
長文をお読みいただきありがとうございました。

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