おはようございます。
せっかくの金曜日なのに、空は真っ白。曇っています。
今週末もまた天気が崩れるようですね。
足元が崩れる前に皆さまが無事帰路につけますように。
さて、最近ニュースを見ていると、物騒な事件・事故が特に多いように感じます。
GW中に、飲酒運転などによる事故が日本各地で起きていて、目を覆いたくなるような現実が飛び込んできます。
こういうニュースを見るたびに
なんで運転するのに、お酒飲むのかなぁと腹立たしく感じます。
私もお酒は大好きですが、お酒を飲むと判断が緩むので、大事なことは飲酒後には絶対にしないようにしています。
洗い物でつい手が滑って、ガチャン!と大事なグラスを割っちゃう、とか嫌だもん。
と同時に思うのが、今日のテーマなのですが
運転する人は、免許が必須なのに、結婚する人が自尊心を学ばないなんて、絶対危険!!
ということ。
中には、わざわざ学ばなくても自然と身についていて、関係構築になんの問題もない人も居ます。
でも多くの人は、これを知らずに、「好きだから」「子どもができたから」と結婚をして、相手のことを何も考えずに結婚生活を送るので、夫婦げんかや日常的ないざこざをたくさん起こしています。
これってある意味、家族の中で事故を起こし続けているようなものです。
そして、被害者は自分であり、パートナーでもあり、子どもが居る家庭の場合の最大の被害者は子どもです。
ですので、道路で事故を起こさないよう気を付けるとともに、家庭内でも事故を起こさないよう、今一度大切なことをお伝えしておこうと思います。

人間という生き物を理解しよう
私達人間の行動の土台には、あるものが存在します。
例えば
ご飯を食べる、お風呂に入る、毎日寝るのは、どんな理由がありますか?
これは、欲求があるから、です。
お腹が空いたから満たしたい、身体を温めたり緩めたい、脳も身体も休ませたい、など。
これは、生理的欲求といって、身体が欲する欲求であり、それを満たすための行動をとります。
では、勉強を頑張るのは、仕事を頑張るのは、おしゃれをするのは、どんな理由がありますか?
これもまた、欲求があるから、です。
心理的欲求といって、心が欲する欲求です。
周囲に認められたい、成果を出したい、美しさを極めたい、などなど。
この欲求を満たすために、人間は努力もするし、挫折もします。
人間という生き物の行動の土台には、欲求があるということ。
では、人間が人間と接するときは、どんな欲求があると思いますか?
ここからが本題です。
自分の話を聞いてほしい。
自分を一番だと認めてほしい。
自分は価値がある人間だと認めてほしい。
自分の行動は全て正解だと認めてほしい。
という欲求があります。
これを、自尊心と言います。
あなたも、自分の話は聞いてもらいたいでしょ?
あなたの行動を正そうとする人がいたら、嫌な気持ちになるでしょ?
そして、あなたに自尊心があるように、家族一人ひとりにも同じような自尊心があります。
だから、家族って、
自分の話を一番聞いてほしい。
自分を一番だと認めてほしい。
自分は価値がある人間だと認めてほしい。
自分の行動は全て正解だと認めてほしい。
という人間の集合体、チームなんです。
夫婦に必須なことは「欲求(自尊心)を満たし合う」こと
好きだから一緒になったけど、何年も何十年も一緒に生活をすると、どんどん嫌なことが加算され、
あなたが私の話を聞いてくれないのだから、私もあなたの話を聞きたくない
とか
あなたの行動は間違いだらけだから、正解だなんて認められない
という想いが募ることもあるかもしれません。
でも、人間の本質を忘れてはいけません。
欲求を満たすために行動する生き物です。
家の中で欲求が満たされないなら、他で満たせる場所を探すだけ。
これがいわゆる不倫や浮気、離婚です。
ですから、家族の平和を築く鉄則は、
妻が
夫の話を聞く
夫を一番だと認める
夫は最も価値がある人間だと認める
夫の行動は全て正解だと認める
夫も
妻の話を聞く
妻を一番だと認める
妻は最も価値がある人間だと認める
妻の行動は全て正解だと認める
これをやれば良い、ということです。
前提をご理解いただけましたでしょうか。
タイプ別「自尊心の満たし合い」
では次に、どうやって満たせば良いのか、という点です。
話を聞こう!一番だと認めよう!といっても、相手の自尊心にも様々なものがあり、方法や手段は全員異なりますので、相手がどんなタイプかを考え、相手によって最適な方法をとる必要があります。
これはコミュニケーションの鉄則です。
ちなみに、世の中には色々なタイプ分けの方法がありますが、ここでは私が学んでいる心理学から6タイプに分けてみますので、相手がどんな人なのか、一番近いタイプの箇所を読んでみてください。
①事実やデータを論理的に考えるタイプ
目の前に起きている事実や、積み上げてきた実績、など定量的な数値を論理的に考え、重視する人は、曖昧を嫌い、感覚よりも理屈を好みます。
こういうタイプには、
・事実を伝える
・実績や成果を褒める
・論理的で建設的な話し合いをする
・感情は一定で話す
ことがおススメです。
②自分の主義や価値観、大義を重んじるタイプ
事実よりも自分の主義・主張に素直に行動をし、「~あるべき」という自分なりの大義名分が行動の根底にある人は、成果よりも過程やその姿勢を評価されることを好みます。
こういうタイプには、
・姿勢や生き方を認める
・尊敬している箇所を褒める
・時には熱く、時には冷静に話す
・相手の主張を最後まで聴く
ことがおススメです。
③人の考えや心情に寄り添うタイプ
事実や自分の信条よりも、周りの人の考えや心情を重んじることができ、人の喜ぶ顔や感謝の言葉が最高のエネルギーになる人は、無条件で存在価値を評価されることを好みます。
こういうタイプには、
・居てくれるだけで感謝する
・努力を褒める
・優しい口調で穏やかに話し合いをする
・こまめに感謝の言葉(ありがとう、~のおかげで)を伝える
ことがおススメです。
④自分の頭の中や心の中に独特の世界観を拡げるタイプ
口数が少なく、会話の中に間があり、物静かではあるけれど、いつも何かを考えていたり、自分の中に独特な世界を持つ人は、パーソナルスペースを広く持ち、一人時間を持つことを好みます。
こういうタイプには、
・定期的に一人の時間を持たせてあげる
・相手の引き出しの多さに興味を寄せる
・話をしてくるまで待ち、強制をしない
・家族といえど距離感は保つ
ことがおススメです。
⑤面白さやワクワクを重視するタイプ
事実や価値観よりも、「面白いかどうか」や「ワクワクできるか」が何かを決める際は重要で、いつも楽しいことを探したい人は、自由な発想を尊重され、縛られない生き方を好みます。
こういうタイプには、
・楽しいこと、ワクワクする時間を作る
・一緒に楽しむ
・真剣な話し合いより、和気藹々な空気感を作る
・自由を制限しない
ことがおススメです。
⑥行動あるのみ!道を切り開き、背中で自分を語るタイプ
考えているうちにすぐに行動し、何に対しても果敢に挑戦したり、常に目標や夢を持って行動し続ける人は、理屈や長い説明を嫌い、効率的で能動的な行動を好みます。
こういうタイプには、
・夢や目標を共有する
・健康第一、行動できる土台作り
・自由闊達で積極的な会話をひろげる
・結論から伝え、簡潔に話す
ことがおススメです。
タイプに分けてみると、これとこれ、どっちだろ?と迷うことがありますが、その場合はどちらのタイプも試してみてください。
人間をタイプ分けする場合、完全に1つだけということは無く、どの要素も少しずつ入っていると考える方が健全です。
(色々な影響を受けて、一人の人間が出来上がっているからです)
やってみましょう~。
夫婦の会話を練習してみよう
せっかく大好きな人と結婚をして、幸せになれると思ったのに、結婚をしたら苦労ばっかり!!
そうならない為にも、夫婦のコミュニケーションを整えて、生涯仲良しな2人でいるための会話の模範をお伝えします。
・自分の話をする前に、相手に興味を持っていることを伝える一言をまず言いましょう。
→「おかえりなさい。今日も無事帰って来てくれて良かった。ご飯にする?お風呂入っちゃう?」
※昭和時代の「おかえりなさい。お風呂にする?ご飯にする?それとも、ワ・タ・シ??」というセリフは実は夫婦関係の究極のテクニックなんですよね…
・自分なりに、あなたを大切に思っている気持ちを伝え続けましょう。
→「出逢った時から気持ちは変わらないよ」
「生きていてくれてありがとう」
「愛してるよ」など
・自分なりに、相手をスゴイと思う長所や強みを伝え続けましょう。
→「あなたの優しさにいつも助けられているよ」
「仕事頑張っていてすごいね」
「いつも穏やかでありがとう」
「家がいつも綺麗なのはあなたが掃除してくれているからだね」など
・家事や育児など相手のやったことに対して非難はご法度です。
→ここでは「ありがとう」の一択です

まとめ
結婚は、人生の選択肢の中の一つなので、選ぶも選ばないも個人の自由です。
それに対しては、私から押し付けをするつもりはありません。
でも、結婚してみたい、という選択肢をすでに自分の中に持っている人には、ぜひお伝えしておきたいのが、誰でも良いから結婚するのではなく、自分に最適な相性の相手を探してもらいたいということ。
そして正しい努力を学び、楽しみながら努力をして、幸せな結婚生活を送っていただきたいということ。
私達aisaito(アイサイト)でおこなう婚活は、幸せな結婚生活を送るために、という前提で、自分にピッタリなお相手探しができます。
どうやってやるの?
どんな婚活になるの?
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また、どんなご相談もお待ちしております。

今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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