おはようございます。
まだ4月というのに半袖で外出とは!!
こんな季節外れの暑い日が続くと、ちょっと怖くなりますね。
8月なんて何を着れば良いのでしょうか。
さて、今日のテーマは
私が結婚式に参列した回数、なんと130回以上。
その中で、何年、何十年と経ってもいまだに夫婦仲良しで、キラキラしている妻たちが、ひそかに努力していることとは?
です。

以前、こういうコラムを書きました。
【婚活】結婚式に130回出たから分かる、こんな結婚はダメになる!
私が結婚式に参列させてもらった仲間で、現在すでに離婚をしていたり夫婦仲が破綻している夫婦はたくさんいます。
その中でも、お互いが結婚式前後にすでに感じていた違和感があって、それが結婚生活の中で顕著な問題として勃発してしまい、結果的には問題が解消されることなく別れることを選んだという夫婦にはある共通点がある、ということをまとめたコラムです。
夫側の、妻に対する優しさや包容力のなさを、男の甲斐性と言い
妻側の、夫に対する優しさや許容量のなさを、女の女子力と言い、
これが少ない夫婦の結婚は、数年後には悲しい結果になっている、という内容です。
それに対し、結婚生活が何年経っても、何十年経っても、いまだに夫婦は仲良しで、お互いに楽しく生きていて、妻を見るとキラキラしている、という人も居ます。
その人たちの話を聞いたり、実際にやり取りを見ていると、これもまた共通点がありました。
個人的には、別れることに肯定否定というジャッジをしているわけではありません。
が、どの男女も、最初から別れることを想定して結婚したわけではないと思いますので、共通点を探ったうえで、どうせなら幸せな結婚生活を送って欲しいと思い、自分のコラムにおいて書いているまでです。
ということで、結婚式前後からその姿を見ていて、今もなお楽しそうに夫婦生活を送る人たちは、何をしているのか、今日はそんな内容を書いてみたいと思います。
自分の機嫌を家族に委ねず、自分を律する努力をしている
まず、キラキラしている妻たちは、機嫌が良い人が多いです。
もちろん、機嫌が悪くなる時もあると言いますが、感情の起伏の原因やきっかけを夫や子どもに委ねていません。
そして、夫や子どもの影響を受けすぎないように、自分で自分を保つ努力をしています。
つまり、夫の言い方がどうだから自分もイラっとする、とか、子どもがやるべきことをやらないからすぐ叱ってしまう、ではなく
夫の言い方がどうであれ、自分の言い方は通常通り、子どもがやるべきことをやらなくても、自分はそれを見守るだけに徹する、といった具合に
自分以外の家族の状況を、自分の感情や表現に持ち込まないということを当たり前にやっています。
夫側からすると、「ちょっと強い口調で言ってしまったのは自分だけど、それに対して妻からもキツイ言い方で言われるのは納得いかない」という感情のもつれが小さく小さく積み重なり、”うちの妻はいつでも不機嫌だ!”というレッテルが出来上がってしまうので、どちらか一方でも常にフラットな感情や口調を保てると、無用な言い争いや喧嘩が防げるのだと思います。
では、どうやって妻は、自分を律することができているのか。
これにはいくつも秘訣がありますが、効果の高そうな3つを挙げてみます。
自分接待をきちんとしている
これは言い換えると、自分を大切にする、とも言えます。
心理学では、人間の欲求は、身体が欲する「生理的欲求」と心が欲する「心理的欲求」の二つがあり、このどちらも満たされて初めて、家族や身近にいる誰かを大切にでき、そして、自分、家族や誰かを幸せにすることができると考えられています。
つまり、まずは自分の心や体を労り、自身のパフォーマンスを維持することがとても重要!ということなんです。
機嫌が良い妻は、自分を大切にし、自分の心と体のメンテナンスを欠かしません。
朝は太陽を浴びて、大好きな紅茶を飲み、深呼吸をする。
お気に入りのクッションを抱きながら、ネトフリで恋愛ドラマを見て、涙を流す。
数ヶ月に一度はお気に入りのレストランで夫婦だけの時間を過ごす。
などなど、自分が大切にしている習慣を欠かさず、自分を良い状態に保つ、ということをやっています。
家族時間と自分時間のバランスを保つ
どんなに大切な家族でも、たまには一人時間も必要。
何も考えない、何もアウトプットしない、そうやって、普段はベッタリな家族と少し離れる時間を作ることによって、自分が何者でもないただの一人の人間であることを思い出す作業というのをしています。
というのも、人間にはパーソナルスペースが存在します。
これは、他者が自分に近付いても不快に感じない限界範囲のことで、目には見えない自分の感覚としての空間をいいます。
ある意味、心理的な縄張りのようなものです。
動物が自分の縄張りを侵されると警戒し威嚇するように、人間も防衛本能により自分の縄張りに侵入されると不快感を覚えます。
家にいて大切な家族と一緒に過ごしているのに、なんだか休まらないなぁと感じるのは、パーソナルスペースがあるからです。
ですので、少し離れて自分時間を持つことが、自分を保つことにも繋がるということなんですね。
目標や夢を常に持っている
3つ目はこれです。
何歳になっても、やりたいコトがあったり、目標を持っていて、挑戦する気持ちを忘れていない人が多いです。
結婚式で誓った言葉を守って、今でも当時の気持ちを忘れていない、と言います。
Law of Attraction、つまり引き寄せの法則にもある通り、人間は望む、望まないにかかわらず、病気だと思えば病気になり、元気だと思えば元気になります。
太っていると思えば太り、痩せていると思えば痩せます。
ですので、当たり前に感じている「ワクワク」という未来に対する期待は、そのまま今の自分をワクワクさせ、目標や夢が叶いやすい現実を作ります。
さらに、人間の脳は、好きなことをしたほうが活性化します。
好きなことは、集中力が上がり、記憶に残り、理解が深まり、疲れを感じずに動けるのはこのためです。
それを当たり前にやっている妻の方が、自分を保てているのは、こういう効果を体感しているからなのです。
夫への敬いを持ち続けている
次に、キラキラしている妻たちとの会話で、夫の自慢は出ても、夫の愚痴大会になることが全くないというのも特徴です。
夫の努力を認めて、日常的に感謝の気持ちを持ち続けています。
そして、夫に多くを求めすぎず、例えば電気を消し忘れていたとか、靴下が裏返しのまま洗濯機に放り投げられていても、些細なことでは文句を言いません。
こんな風に、夫へのポジティブな感情をきちんと持ち、様々な方法でそれを表現するので、夫からの妻に対する感情も同じようにポジティブに循環し、結果的に彼女たちはキラキラと輝けるということです。
では何故、そんな風にふるまえるのか、というと、2つ秘訣があるようです。
感謝の言葉を大切にしている
キラキラしている妻たちの口癖をよ~く観察していると
ありがとう
やったね
それは良いことだ
嬉しいよ
よく頑張ったね
など、とてもポジティブで、相手への敬意や感謝の気持ちが込められた言葉をよく使っています。
言葉は、言霊です。
その言霊の効果は、様々な研究で証明されています。
例えば、
ありがとうと言い続けると、9.4年も長生きすることがイリノイ大学の研究で分かっています。
ありがとうと言い続けると、免疫力がアップします。
幸せな気持ちで作業にあたると、生産性が12%も上がると、イギリスのウォーリック大学の研究で分かっています。
言葉を工夫するだけで、様々な嬉しい効果が発揮されるのです。
当たり前が存在しない
ありがとうの反対は、「当たり前」です。
夫婦の中で、やってくれて当たり前、あなたがやって当たり前、というように当たり前が蔓延すると、感謝の気持ちは消え去ります。
ちょっとした思い込みによる押し付けが、相手を苦しめることを、キラキラしている妻たちは知っているのでしょう。
自分の中にある当たり前を相手に押し付けることをせず、やってくれただけでありがとうの気持ちを表現して、関係性をポジティブに循環させています。
家族をチームと捉えて運営している
最後は、キラキラしている妻たちは、家族一人ひとりの個性を知っており、認めています。
そして、個々に役割を持たせ、個性や強みが発揮できるような働きかけをしています。
さらに、役割分担や担当制をうまく活用して、誰か1人に負担がいかないよう努力もしています。
まるで部活や、会社組織を運営しているようです。
そして、とても楽しそうに部長や社長の役割を担っていて、自分だけが努力している虚無感とは無縁の人が多いです。
これにも秘訣が2つありました。
目標やスローガンを掲げている
部活や会社組織に、理念や業績目標、そして全員が大切にすべきスローガン(行動指針)があるように、家族の中でも目標やスローガンを共有しており、何かあった時に立ち返るための指針にしています。
私の友人は
結果よりもプロセスを重視する!
というスローガンを掲げ、夫に対しても、息子に対しても、またもちろん自分も、常に行動の過程を称え合うということを大事にしています。
また別の友人は
バランス感覚と一所懸命
と書いて壁に貼り、なにごとも自分の想いを貫く一所懸命さと、周囲に迷惑をかけず調和を大切にするバランス感覚の両方を高めよう!ということを大切にしている人も居ます。
こういう指針があると、学校や仕事など迷いが生じて決断に悩んだとしても、家に帰れば自分の生きる指針が背中を押してくれて、自信を持ってまた明日も学校や仕事に行こう!となるんでしょうね。
役割分担の明確化
家族一人ひとりの個性や強みを知り、認めているので、何が得意で、何が好きで、何が不得意で、何が嫌いかを全員が把握しています。
ということは、家の中のありとあらゆるTO DO(家事や育児など)にも、誰がやった方が効率的か、誰がやったら効果が高いか、という観点で見ていった方が、うまくいきやすいです。
つまり、家事や育児は妻のやること、母がやること、と決めつけず、効率性と効果性で見て、役割分担をしているようです。
妻だから、母だからやるべき、こんな考え方では、今の時代は乗り切れません。
得意な人が、好きな人がやれば良い。
そう考えて、結婚生活をラクで楽しいものにする努力をしているから、キラキラし続けられるんでしょうね~♡
最後に
キラキラしている妻たちに共通しているのは、他にもいくつかあります。
金銭的な大小を評価軸にしていない
自分なりの健康バロメーターがある
節約と投資の使い分けをしている
などなど。
これについてはまた追々、書いてみたいと思います。
というわけで、今日もここまでお読みいただきありがとうございました!
武嶋 愛
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